2015年09月04日

ムカデ人間3

トム・シックス
ディーター・ラザール、ローレンス・R・ハーヴェイ、エリック・ロバーツ
暴動数、医療費、離職率などの諸問題を抱え、状況の改善がされなければクビだと宣告された刑務所の所長・ボス。様々な方法を試みるも効果は得られず。
が 彼の部下であるドワイトは 映画「ムカデ人間」を参考にし、囚人をムカデ状にすることを進言する。

たぶんおそらく、一見さんお断り的な。シリーズ1作目・2作目を見てきた人。さらには それらで面白がれた人だけ見ればいい作品。

というわけで わたくしも大きな期待をせず。
当初から3部作であると謳われていたこともあり“コンプリート”するべく見てきました。

そのうえで 結論を言うならば、どーでもいい映画だったんだけど(笑)

このシリーズは1〜3までが連作ということではなく。1が存在して 2が成立する。1&2があるから 3の世界観が出来上がるという、そのつながりが面白い。
やぁ“つながり”という事自体が まさびムカデ人間のコンセプトでもあるんだけど。

良かったポイントを上げるならば、1作目のマッドサイエンティストと2作目のイカレたおっちゃんが、役柄を変えながらも そろい踏みを果たすと。まさに夢の狂演。
さらにシリーズの監督 トム・シックス氏も出演しております。

良かった点は…以上!
あとはアカンところなんだけど(苦笑)

その1作目の博士が今回の舞台である刑務所のボスなんですが、コイツが相当イカレてまして。
なんとも粘っこい芸風で ほぼほぼ一人芸。しかも つまらないうえに長いときてるから たちが悪い。
これにつき合うのはそれなりの辛抱が必要です。

作品のキモであるムカデ人間。1作目は3人、2作目では12人を。そして今回は なんと破格の500人というのがウリでもあるんだけど。
なんとそこに至るのはホントに終盤で。怪獣映画で ここまで何も出てこなかったら盛り上がらんやろ〜ってぐらい引っ張りまくり。

しかも やっとお披露目かと思えば、これまでは生々しさ覚えるようなビジュアルだったのが、今回は みなオレンジの囚人服を着用しているので、それぞれの“密着感”も薄い。
また過去作では なんとか抵抗を試みようとするムカデたちも、500人となると全く動けず、ただ四つん這いになっているだけで“躍動感”もナシ。
まさにムカデ人間として手足をもがれたようなもんですよ!!

ある程度は織り込み済みとも言えるけど、それにしても このシリーズならではの良さは味わえずだったな。
とは言え、オチに当たる部分のシニカルさは いくらかシュールで。思わずニヤリとしちゃいましたけどね。

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監督が無駄にイケメンで
posted by 味噌のカツオ at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする