2015年09月26日

カリフォルニア・ダウン

ブラッド・ペイトン
ドゥエイン・ジョンソン、カーラ・グギノ、アレクサンドラ・ダダリオ
超巨大地層“サン・アンドレアス断層”の横ずれから大地震が発生し、カリフォルニア州に甚大な被害をもたらした。
レスキュー隊のパイロット・レイは取り残されていた別居中の妻を救出。そしてサンフランシスコに取り残された娘をの下へ向かわんとするが、地面には深い亀裂が広がり、大津波が襲い掛かる…

原題は「San Andreas」。
カリフォルニア州。太平洋岸に1300kmにわたってのびるサン・アンドレアス断層が横ずれを起こし、巨大地震が発生するというストーリー。

当初は日本公開は5月30日の予定でしたが一旦延期。理由については今なお残る東日本震災の影響とも、4月25日に発生したネパールでの大地震の影響とも言われますが、本当のところはよくわかりません。
ですが この9月12日に公開となりました。

地震、そして津波が襲うというディザスタームービーのジャンルではありますが、見た感想としては ロック様大活躍のヒーロー映画といった趣だったですね。
一般的なレビューを見ると、大迫力の映像やら家族愛やらに感動してる声も多々ありましたが、わたくし的にはコレっぽっちもヒットせずで。

始まって間もなく、地震予知の研究員がダムでその傾向をチェックしていたところ(つかみってヤツですか)大きな地震が発生します。
そこでダムにヒビが入り、あっという間にダムが崩壊。どえらいことになってしまいます。

その後も断層に沿って地震が起きていくんですが、研究員によれば「これよりもっと大きなのがくる」と。って、ダムが壊れる以上にデカいのって!?
結局 都市部を直下型地震が襲い、次々にビルが崩れていきます。

そりゃスゴイ。そりゃスゴイんだけど、ボロボロ壁が崩れ去り、ビルのフロアがひしゃげたり。あまりにその現実感の無さに ほぼほぼポカ〜ン状態。
であるのに、主人公の嫁さんただ一人、夫であるロック様に助け出されます。

その後も揺れが襲うんだけど、とにかくダムが決壊してビル崩壊がのっけからなので、「次は?今度は?」という それ以上の“ヤバい感”がなんか増幅していかない。

またイントロダクションの救出劇の場面から「ムチャするなぁ」の印象。
はてはヘリでもって崩れるビルをかいくぐり、ガレキが当たって側面ボロボロになったりして。またグルグル回りながら激突落下とか。大丈夫か?を通り越してアウトでしょとしか思えない。

船着き場で海面が下がり「津波が来るぞ」と。しばらくして大きな津波が押し寄せ、サーフィンか?ってな勢いでその波に乗るボート。
やがて津波に飲み込まれ、街全体が水没。えらいこっちゃ。

んだけど、津波って押し寄せてる波のあとに、もう一回引き波が返っていくんだけど。それはなかったんだね。
津波の被害じゃなくて地盤沈下だったのかな?そんな細かいツッコミ所もいっぱい

いずれもとてつもない被害の映像なんだけど、どれもスゴイ映像を見せたいがためって感じで。それらの映像からは、ホントの意味での怖さは覚えなかったなあ。
どうしても日本人として、本物のそれが身近に存在してしまったわけだし。
だから映像に関しては「よくこしらえました」としか見られなかったわ。

そしてそれらの上に成り立つ人間描写も弱いと言わざるを得ない。
離婚問題を抱えた夫婦と、ピンチに陥る娘ってのは米映画では定番中の定番で。それらに ちょっとイヤなヤツが関わるのもそう。
んでまたそのイヤなヤツが 何のタメもなく突然フレームインしてきてプチッと退場ってのは、あっさりし過ぎでビックリ。

あとは ひとつの事象として、人的被害も大多数で高層ビルは全て使用不可の取り壊しとなると、被害額はいかほど〜と。
こういっては何だが、一組の家族の作られた美談に感動するよりも、被害の大きさに途方に暮れてましたよ。わたくしは。

とにかく、大地震についてのリアルな映像を目の当たりにしている以上、この映画からリアリティを感じられず。結局 感情移入もでき無かったと。
でも、ひねくれていない方が見たら大迫力映像の素敵なファミリームービーなんじゃないでしょうかね。
なんだか他人事だな(苦笑)

DSC_0291.JPG
超巨大断層が床ずれ!?
posted by 味噌のカツオ at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする