2015年12月03日

グリーン・インフェルノ

イーライ・ロス
ロレンツァ・イッツォ、アリエル・レヴィ、アーロン・バーンズ
環境保護を訴える学生グループが、不正なアマゾンの森林伐採の実態を訴えるために現地を訪れる。しかし あまりに過激な行動のため、政府によって強制送還されてしまう。
ところが帰路の途中、飛行機にエンジントラブルが発生。生存者らは救助を求めるのだが、彼らを待ち受けていたのは食人族だった。

1981年、わたくしが10歳のころに話題となった映画「食人族」というのがありました。
それをモチーフに「ホステル」の監督が作った“食人エンターテイメント”だと!?

どうにも真面目に映画を見てしまうわたくしには「ホステル」はなんじゃこりゃ?という印象しかなかったんだけど。
今頃になってようやく「ホラーとコメディは表裏一体」であることを学びました。

別にこの作品がコメディと言い切るわけではないけれど、この監督らしい、あるいは定番ホラーらしい滑稽な描写も見て取れますな。
でも十分に怖い…というか、痛々しいという感じでもあるか。

前半は起承転結の“起”としてたいへんわかりやすい作り。のちに必要となる伏線をキチンと提示してくれます。
そしてひと悶着あっての飛行機事故発生。

この事故原因についても経緯が説明されるので、その点も好感。
ただ 肝となる悪夢の前に、意外にもこの墜落で多くの犠牲が。

と思いきや、確かに あまりウジャウジャ囚われても、その後に“退場”させていくのめんどいもんね。いい感じで人数を絞ります。
そして問題の原住民・ヤハ族との遭遇。

いきなり一人が犠牲になるんだけど。さすがに あのいたぶられっぷりは、目をそむけたくなるぐらい痛々しかったね。
その手の場面はいい感じでグロかったですよ。

かと思えば、大事なところをタランチュラに襲われそうになったり、突然の腹痛でブリブリ始まったり。
必然性の薄い下品さも微笑ましかった。

となれば、あとはエロい要素も欲しくなるんだけど、その点は残念ながら及第点以下。
本来ならもうちょっと主人公の露出も欲しかったけど、白塗りの下乳レベルで終わってしまい愕然。
だけど あの娘、監督さんの実妻だというから、さすがにそれは見せてくれないか。

とにかく、文化も言葉も違う民族に、生きたまま切り刻まれる恐怖は味わえました。
文明が大自然や独自に存在する民族を脅かす反面、ネットやSNSはそのエリアでは全く役に立たないというメッセージ的要素。
そして最終的に生き残るのは処女であるというホラーの定石も見せつけられました。

傑作とまでは言いませんが、そこそこ楽しめるB級ホラーとしては一級品でしたね(苦笑)

ちなみにアイツがもし生き延びてたとしたら…アイツもチェリーなんかな!?

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原住民らの髪の毛がツヤツヤで驚いた
posted by 味噌のカツオ at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする