2015年12月21日

コードネーム U.N.C.L.E.

ガイ・リッチー
ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデル
東西冷戦の最中の1960年代前半。長年の対立関係にあるCIAのナポレオン・ソロとKGBのイリヤ・クリヤキンは、国際犯罪組織撲滅のため合同任務に乗り出す。
組織への手掛かりとなる失踪したドイツ人科学者の娘を守りながら、核兵器の大量生産を阻止すべく2人のエージェントが奔走する。

2015年、数あるスパイムービーの中でも 正直イマイチ ピンとこない作品ではあるかな。
そもそもは1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」がベースになっているとのこと。

しかしそう言われましても、1971年生まれのわたくしは、正直その元ネタというのを存じ上げませんで。
そして主演の二人は『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィルと、『ローン・レンジャー』のアーミー・ハマーということですが、これまたわたくし未見の作品。

そんなこんなで、少なくともわたくしには“引き”の弱い作品。ですが、招待券をいただいたので鑑賞してまいりました。

ところが!開始早々のカーチェイス。意外な形で米ソが手を組むという展開。そして大きく走り出す物語。
気づけばグイグイ引っ張られ、すっかり入り込んでしまいましたね。

2人のスパイが活躍する いわゆるバディムービー。
当初は反目し合うというのはよくある設定ですが、そもそも(その当時の)米ソの関係性というのは、それだけでも必然となってわかりやすい設定かな。

世界的犯罪を未然に防ぐという目的で、それぞれの組織から果たされた任務。
その前にあっては協力が必要なんだけど、それでも互いのライバル心はジリジリ燃え盛り。

金網を破って潜入する場面。鍵を開けて敵方に潜入する場面。それぞれが それぞれの得手不得手を突いて優位性を見せつけんとしたり。
任務のため別々の部屋に宿泊しつつ、互いに盗聴器をいくつも忍ばせていたりとか。
一筋縄ではいかない両者が、上手く表現されておりました。

さらには全編を通してウィットに富んだセリフやユーモアセンスも楽しく。
60年代のファッションや振る舞い、そして映像も含めてオシャレであったりして。

個人的にはクリヤキンがボートで逃げ回る中、助けに行かず車の中でワインとサンドをたしなむソロの図がサイコー。
必死な姿と どこか優雅な情景。バックのBGMの使い方も含めて素晴らしかったです。

あとサラリと触れるなら、拷問マシンの悲劇も…申し訳ないが笑えましたね。

さて ストーリーとしても、終盤になって意外な裏切り事案が発生したり、ひとつを乗り切れば また別の難問が…といった具合に、見るものに驚きを与える。そんな山場が連続で押し寄せて。その点でも見応えありです。

そしてエンディングになって やっとこさ「コードネーム U.N.C.L.E.」というワードが登場。
もしかしたら その流れでもって、続編の公開もあるのかな?

前述の通り、当初は“ピンとこない”であり、期待して〜という程でもないスタンスでしたが。
確かに こういうタイプの仕上がりであれば、もっと見てみたいと思いますよ。
見て良かった一本です!!

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ヒロシです…か?
posted by 味噌のカツオ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする