2016年10月07日

Every Day

手塚 悟
永野宗典、山本真由美、倉田大輔、こいけけいこ
ある朝。晴之の目の前に、交通事故で昏睡状態にあったはずの恋人・咲が現れる。「時間を1週間もらった」と話す咲は、いつものように弁当を晴之に渡す。
当たり前だった2人の日常が、特別なものとなって始まる。

あらすじを読んで 面白そうだったので見てきました。
それこそ事前に設定を理解していないと、冒頭のやり取りは意味不明になりそうだけど。

スクリーンを見て「あっ」と思ったのが主演の永野宗典。
「サマータイムマシン・ブルース」に出てたなぁ。確かにチラシにもヨーロッパ企画に在籍し〜って書いてあったね。

この作品を見ていて何気に感じたのがキャストの自然さ。
咲のお父さん。会社の同僚たち。みんな クサさのかけらもなく。めちゃナチュラル。
特に咲さんの振る舞い。やさしさが滲み出ていて、どんどん愛おしくなっていきましたわ。

ただ、その中にあって、主演の永野宗典が気になっちゃった。
うまい。うまいんだけど、どうしても舞台役者っぽさが出てるような。
あるいは ひとつひとつのリアクションやセリフが ちょっとづつ面白く見える。

やぁ、実際にそういうノリのサラリーマンの方もおるかもですが、この役柄、シチュエーションのなかにあっては、もうちょっとだけ抑え気味でも良かったんじゃないかな。

あとはオフィス内での弁当のやり取りだとか、離婚式のくだりなんかが いくらか雑に思えてしまったこと。
そしてチョイチョイ登場するお弁当が どれも同じように見えたり、あまりおいしそうでないというのはマイナスかな。わたくし目線で言うと。

そういうトコロに手を抜かないからこそ、説得力が増すと思うんだな。

一方で、BGMに使われているピアノがキレイでしたね。
音楽を担当した haruka nakamura さんの曲を手塚監督が聴いたことが、今作の始まりだったとのことで。これは間違いなく 映画支えた音楽でありましょう。

それから白いページをめくっていく演出も 効果的に配されていましたね。そこにあった写真もキレイで印象に残ります。

そして本編の終盤のやりとり。
大前提、僕らは悲しい方向性を感じながら、あの二人の会話を聞いていると。
正直 もしかして…との期待をほんのちょっとだけ感じながら。

そんな切ないストーリーでした。
でもでも、あえて厳しく言うならば、なんか惜しいかな。
もうちょっと深められたんじゃないかなと。
求め過ぎかな!?

DSC_1281.JPG
離婚式のブーケの意味合いって?
posted by 味噌のカツオ at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする