2016年11月28日

オケ老人!

細川 徹
杏、坂口健太郎、黒島結菜、光石 研、笹野高史
梅が丘高校に赴任してきた千鶴は、アマチュアのオーケストラによる見事な演奏を耳にして入団を決意する。
ところがちょっとした勘違いで、似ても似つかぬ老人ばかりの楽団に参加することになり、気付けば指揮棒を振るはめに…。

音楽を、あるいはオーケストラをテーマにした映画というのはチョイチョイ製作されておりまして。
近いところであれば、今年公開の「クハナ」もそうでした。

まぁその手の映画というものは、言ってしまえば大きな枠組みというか、着地点は似たものになってしまいますわね。
基本的にはコメディテイストで、クライマックスはコンテストや演奏会。ただし直前で何やらアクシデントに見舞われつつ、それらを乗り越えてのスタンディングオベーション…的なね。

ご多分に漏れずこの「オケ老人」もそういった類であるわけで。
とはいえ、決してデキが悪かったわけでもなく。予想通りの満足度ではありました。

ここで中心になるのは老人たち、世界最高齢の(?)オーケストラ。
企画として ほのぼのテイストは約束されたようなもんですわ(笑)

見てて思ったのは、同世代のベテラン俳優の皆さんが揃って、撮影の合い間とかは さぞかし賑やかだったろうねと。
そして その中心で指揮を揮うのは“映画初主演”となる杏さん。

これまでNHKの朝ドラや いろんなドラマに主演、出演されてきたとは思いますが、わたくし自身は あまりテレビドラマは見ないもので。
彼女の芝居をあまり見てきてないんだけど、良かったですよ。ウソくさくなく、ぎこちなさもなく、コメディエンヌとして成立してましたよ。

物語としては、設定、人間関係、あれやこれやと ツッコミどころは多々あるけれど。イチイチ触れるのも野暮なことかな。

ただ強いて1点挙げるとするならば。演奏シーンで実際に演奏はしていないというトコロは気になったわね。
若い人が中心の音楽映画であれば、実際の出演者が楽器を練習して演奏したりするものですが。
今作でも杏さんはバイオリンの特訓して撮影に望んだみたいだけど、それ以外の皆さんにそこまで求めるのは酷なハナシで。
そりゃそうなんですが、リアリティという点ではやっぱりね。

まぁ劇場に来ていた作中のオーケストラと同世代のお客様たちの温かな笑い声に免じて、そこは目をつぶるべきか。
ってなわけで、安心して 肩肘張らずに楽しめるエンターテイメントでありました。

最後に わたくし事ではありますが。
この前日に見た「オー・マイ・ゼット!」に出演していた森下能幸と萩原利久がここでも共演してましたな。

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クラ寿司…ですか
posted by 味噌のカツオ at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ア行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする