2017年01月03日

MERU/メルー

ジミー・チン、エリザベス・C・バサヒリィ
コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク
高度6,500m。ヒマラヤ・メルー峰のシャークスフィンは 多くのクライマーにとって、難攻不落の壁とされていた。
そこに挑む3人の男たちのチャレンジを記録したドキュメンタリー。

なぜ山に登るのか?そこに山があるからだ…なんてことはよくいわれますが。
この映画の予告編の中で、気になる言葉を見つけました。

「理由が無いから、夢がある」
「師匠と登るのは危険だ。なぜなら信頼しすぎてしまうから」

そんな言葉に惹かれて鑑賞してきました。

そもそも 登山家・クライマーという存在自体、わたくしには馴染みがない中で。
ひとつのプロスポーツとして彼らが存在し、生計を立てていると。
同時に、誰も成功したことのない山に挑戦したいという。
男の夢ってのもあるんですね。

まさに「そこに山があるからだ」ということでしょう。

登場する3人の男たち。
経験、信頼、役割、判断力。それらを持ち合わせた者たちでないと山は登れません。場合によっては命の保証もないという。
寒さや天候の状況。食料の問題など、どれだけ過酷なことなのかと。リアルな映像が観客に迫ってきます。
ギリギリの状況下、時間とも勝負しながら頂上まであとわずかというところで断念に至る。

あぁ成功するまでのドキュメントかと思ったら、一旦失敗してしまうのね。
その後、数年かけての再挑戦。

しかしそこに至るまでの 紆余曲折。
山に於ける師匠の存在や大切な仲間たち、そして家族との関係。
そんなサイドストーリーもあって。

高い山とは裏腹に、人間ドラマはとても深かいものがありました。

ただ 正直言って、じっくりと経過を追い、丁寧なインタビューの映像の多さに、ところどころで眠気に襲われまして。
ここで寝たら死ぬぞーという思いも去来しながらの鑑賞でございました。

その結果、本編の中で 冒頭に記した気になる言葉とは遭遇しなかったんだけど。
ホントに出てきてた?

それはそれとして。
果たして 誰もたどり着いたことのない境地に辿り着いたその時。
彼らは何を見るのか。彼らは何を思うのか。

ドキュメンタリーであり、リアルな人間ドラマでもあります。

DSC_0101-4bacc.JPG
夫婦の“なれそめ”に驚いた
posted by 味噌のカツオ at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする