2017年01月10日

14の夜

足立 紳
犬飼直紀、濱田マリ、門脇 麦、光石 研
1987年の田舎町。悶々とした日々を送る中学生のタカシはある噂を耳にする。町に一軒だけあるレンタルビデオ屋にAV女優のよくしまる今日子がサイン会にやってくるというのだ。
噂の真偽を確かめるべく、タカシは柔道部の仲間と共にレンタルビデオ屋へと自転車を走らせる。

舞台は1987年ということで。モデルとしては現在 43〜44歳の世代ですかね。
わたくしも ほぼ同世代であるので。わりとシンパシー持って鑑賞に至ったわけですが。

中心となる中学生たちを演じてるのは新人が多いけど、光石研、濱田マリ、門脇麦といった面々が脇を固めてくれいてます。
主人公タカシと姉の門脇麦とが なんとなく雰囲気似てたね(笑)

学校ではとりあえず悶々とし。家では親父のクズっぷりに辟易し。外に出れば鬱陶しいヤンキーに絡まれて。
彼らのエネルギーの向かう先は…おっぱいであったと。

そう言ってしまえば早いのだが。
なんか、しっくりこない。

確かに 多くの中学生が通ってきた道でしょう。こういう青春は。
なので 周囲の状況や行動パターンとしての理解はできます。
ある種の あるあるパターンではある。

ただ、ハッキリ言って、笑えないんだよね。
実際そうなんだけど、その実際に〜を笑いにまで高められていないのかな。

クスクス、ウフフ…の感じはあるけど、「うぉ〜そうそう!」とか「バカだね〜ゲラゲラ〜」というレベルまでには仕上がっていないのね。

もう一点、親父の狼狽ぶりもわりと普通で。「あぁそうだろうな」とは思っても、やっぱりカッコ悪いおっさんを見てるだけで。笑えるまでには至っていない。

別にコメディをやりたいと、笑わせようというわけではなかったとしても。
それほど共感を得るまでの“引き”の強いエピソードでもなかったよね。

おバカでエロくて。でもなんとなくデリケートに未来を憂いている“中二時代”を正しく描けていたとしても、映画としての強さ、パワーはイマイチで。
結局 見終わってコチラのテンションは上がりきらなかったかな。

ビデオ店から出た後「お前なんで鼻血出してんだよ。もしかして揉んだのか?」みたいなやりとり期待したんだけど。
やり方ひとつなような気もするので、ちょっと惜しいって気持ち。

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盗んだ自転車で家帰る?
posted by 味噌のカツオ at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする