2017年03月17日

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話

河合勇人
広瀬すず 、中条あやみ、山崎紘菜、天海祐希
県立福井中央高校に入学したひかりは、中学からの同級生の孝介を応援したいためだけにチアダンス部へ入部する。
しかし顧問の早乙女が掲げるのは全米大会制覇というもので。早々に退部者が出る中、チームメイトの同級生・彩乃の存在もあり、チアダンスに打ち込むひかり。全米大会制覇を目指し、チアダンス部の挑戦がはじまった。

わりと評判良いみたいで。
タイトルからして起承転結は予想はできるわね。んで実際にそんな展開だったし。
広瀬すずの明るい女子高生姿を見てて、昨年の「ちはやふる」を連想せずにはいられない。

そんな感じで見始めたのが、これホントになんかイイじゃない?
それどころか所々でウルウルきちゃって。
なんだかやられちゃいましたわ。

今の時代にガッツリとしたスポ根路線というのは、なかなかうまくいかないかな。
それよりも これぐらいのスタンスの方が現実的で。共感を得られるのかも。

早々に語られるチアダンスとはどんな競技か。そして ここにいる部員がどんなキャラなのか。
この辺りの導入部が上手くて。観客はまんまと見知らぬ競技の部員に同化させられたような。そんな感じで。

それからコメディ要素の部分が また上手やったなと。
あの先生また同じこと言ってるな〜という見せ方だったり。県大会の2年越しの天丼だったり。
あと ネタのフリがあって、オチた後を引っ張らず、スッと次のシーンに進めてしまう潔さ。こういうのが気持ちよかったですわ。

広瀬すずって、それらのコメディパートも意外とイケるんだよね。“おたま”を持ってフニャフニャ踊るトコなんかたまらなかったし(笑)
もちろん天海祐希さんも 普段からハキハキとしたコメント力あるの見てますからね。

その天海さんが演じた先生役。あらすじ的にはスパルタ鬼教師と書いてあるんだけど、そういう風には感じられなかったよね。
でも この作風に於いては、これぐらいのスタンスで正解だと思ったな。変にステレオタイプの堅物先生過ぎたら、ちょっと浮いてただろうね。

それ以外のキャストも個性光ってましたね。
そこにいるだけでニッコリしちゃう 富田望生演じるぽっちゃりの子とか。

今まで一人で踊ってて 笑顔を作れなかった子なんかは多くの共感を得られるんじゃないかな。
んで その子を演じた山崎紘菜にはなんだか視線を奪われまして。今後オファーが増えそうな予感。

物語としては、彼女たちが順調にステップアップを果たし、全米大会にまで上り詰めるわけですが。
ここで 最強に厳しい判断が待ち受けていて。

わたくし自身 似たような経験もしてきているので、すごくよくわかるんですよ。あの先生の決断が。
ここまで頑張ってきた彼女たちにもショックだったり、先生にとっても大変なことなんだよね。

でも そこで「端っこでもセンターのつもりで!」という言葉が生きてきたり。
「あの子、笑顔だけは…いや、笑顔だけじゃない」というヤツがいたりするんだよね。
あの辺りは超共感せずにはいられなかったし。だからこそ泣けてきてたまらんかったですわ。

そんな苦境を経て…知ってるから書いちゃっていいでしょう。彼女たちは優勝の栄冠を勝ち取ります。
その歓喜の場面でもウルっときたのだが。

よくよく思えば、近頃のこういう系統の映画って「優勝まではできなかったけど、何じゃ大切なものはつかんだ」的な着地点が多いような印象があって。
リアルでは優勝を手にできない人の方が圧倒的に多いですから。そんな結末の方がシンパシー感じる人は多いのかもですね。単純に。

でもね。映画として見るうえでは「ヤッター!1位だー!」という場面を見るのも、素直に気持ち良かったですわ。
というわけで。結構広い年代の人が見ても案外共感を得られそうな。そんな気がします。

最後に、中条あやみ演じた彩乃が ああいうことになって。素直に喜べるのかなという疑問もあったけど。
いやいや、だからこそCAという夢を叶えたよ〜というエピローグで救われました。
最後の最後まで上手い映画やなぁ(笑)

DSC_0285.JPG
明るく、素直に、美しく!!
posted by 味噌のカツオ at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする