2017年05月01日

スウィート17モンスター

ケリー・フレモン・クレイグ
ヘイリー・スタインフェルド、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ブレイク・ジェナー
情緒不安定な母親と優秀で人気者の兄と暮らすネイディーン。17歳にしてキスも未経験で イケてない日々を過ごしている。しかし たった一人の親友と信じていたクリスタが、寄りによって大キライな兄と恋に落ちてしまう。
ただ一人取り残されたような気持ちになった彼女は、あるとんでもない行動に出るのだが…

主人公は17歳のこじらせ女子。
こちとら40代半ばのおっさんですが。それでも“面白い映画”と聞いたなら、一応押さえておかなくてはと。
そんな感じで見たけれど、割りと前半から笑えるポイントもあって。

この世には2種類の人種がいて。アニキのように自分中心で自己顕示欲が強いようなのと、これらが絶滅することを望んでいるのと…って。
こういった表現から引き込まれちゃったですね。
わたくしは後者のタイプだけどね。

男子・女子はさておき、誰もが17歳だった頃があって。
時に青臭くって、時に知ったかぶって。エッチなことに興味はあるけど、エッチを突き進むほどの勇気は無くて。
そのくせ 誰もいないところで とんがってみたり、「わたしバカだ」と後悔で頭を抱えたり。

チョイチョイ心当たりがあったりして。憎めない主人公なんだよね。

今作 主演のヘイリー・スタインフェルドは、女優であり歌手でもあるのか。
ちょいポチャなスタイルで、決して美人じゃないけれど、見る角度だったり、時折見せる表情がとても魅力的。

日本のドラマで“イケてない主人公”とか言いつつ 結構カワイイ子がキャスティングされたりして。
「全然ブサじゃないじゃん」とかで反感をかうことあるけれも。
そこのところ、彼女は ちょうどいい感じで(失礼か?)。

だから そんな彼女の不遇な面に共感を覚えて。
映画として楽しめるんだよね。

ただ、ただし、最終的には超豪邸住まいで才能もある彼の存在が…なのでね。
そこのところは、まぁまぁ…そっとしておくべきか。

邦画で女子の共感を呼ぶとされる「アズミ・ハルコは行方不明」というのがありましたが。
あそこまでいくと わりと現代チックなものになりがち。

それに対してこちらの方が、広い年代に引っ掛かる要素があるように思いますね。
予想以上に見て良かったといえる一本でした。

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タカミザワさん似の母親
posted by 味噌のカツオ at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする