2017年05月04日

夜は短し歩けよ乙女

湯浅政明
(声)星野 源、花澤香菜、神谷浩史、秋山竜次
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は、“なるべく 彼女の 目にとまる”の頭文字を取った“ナカメ作戦”で彼女の気を引こうとする。
しかし いたずらに季節だけが過ぎていき、進展はさせられず。果たして“先輩”の思いの行方は?

第4回本屋大賞第2位に輝いた森見登美彦の小説をアニメ映画化。
これより前に、同じく森見の小説「四畳半神話大系」が、湯浅監督でテレビアニメ化されており、今作はその流れを受けての企画。

原作は春夏秋冬の4部に別れているものを、一夜の物語という設定で93分に仕上げました。
まぁ93分となると 通常の映画とすれば短めではあるが、そこに映し出される情報量の多さはハンパなく。

さすがに一度体験しただけでは味わい尽くすことはできないんじゃないかな。
反面 短時間に目まぐるしく情景や展開が進むので、集中力が問われるところ、あるけどね。

アニメ作品というジャンルにはなりますが、昨今ヒットしている写実的なタッチではなく、かと言ってマンガ漫画したものでもなく。
どこか滑稽で、それでいてオシャレなタッチ。やっぱりこれはこれで“アニメーション”なんでしょう。

ありそうでなかった独特な表現も目を引きまして。
確かに丸っこいウイスキーのボトルを“ダルマ”と称することはありましたが、それをそのままダルマにしてしまったり。
アイスクリームのコーンが妙なところにベタリ!というのもバカバカしくて面白かったわ。

ストーリー的には 学園祭で勝負をかける“先輩”の熱き思いに不覚にも涙。
パンツさんが見惚れた彼女の正体に軽く驚愕。
それらも十分に面白かったです。

湯浅政明監督の作品って2004年の「マインド・ゲーム」以来、13年ぶり2作目ということで。
さすがにわたくしは その存在を知らなかったわけですが。まもなく3作目「夜明け告げるルーのうた」が公開とか。

こちらも前評判が非常に高いので。
楽しみにさせていただきます。
posted by 味噌のカツオ at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする