アリソン・ローマン、ローナ・レイヴァー、ジャスティン・ロング
クリスの銀行ローンデスクに品の無い老婆が現れる。不動産ローンの3度目の延長を願い出る彼女だったが、昇進を目前にしたクリスは老婆の申し入れを断ってしまうのだが・・・
地下駐車場。帰路に着こうとしたクリスは、突如その老婆の襲撃を受けてしまう。
「スパイダーマン」シリーズで大ヒットを飛ばしたサム・ライミが監督したちょっとカルトなショックエンターテイメント。
でも監督の経歴を見てみると、様々なホラー作品に関わってきていたことがわかります。
監督にしてみたら逆に「スパイダーマン」の方が異色な作品にあたるみたいですね。
主人公の女性が道徳に反するような行いをしたばかりに、とんでもない"呪い"をかけられてしまう・・・というのが概要。
いきなり画面に登場するのは 今から40年前、その"呪い"の元であるモノと霊媒師が対決するシーン。
あっという間に一人の少年が犠牲になっていくんだけど、もの凄いテンポと勢いで なかなか迫力のあるシーンとなっています。
かなりコワイ。期待度も高まります。
そして主人公・クリスと老婆・ガーナッシュ夫人の出会う場面。
この婆さんの汚いことキタナイこと!見るものの不快感も急上昇!
指のしわ、痰(たん)、入れ歯、飴ちゃん・・・どっからどう見てもイライラーっと。
かと思えば、いきなり凶暴化して大暴れ。どんな仕打ちを受けても立ち上がるタフネスさは見ていて背筋ゾクゾクでしたわ。
あと呪いにかけられたクリスが老婆に襲われその都度、口からの吐瀉物を浴びる映像はエゲツなかったわぁ〜。
大きく口を広げ叫び声をあげた その口の中にミミズのようなウジのようなのが入っちゃったりして・・・ホント「ウゲーッ!」ってなりますわ。こっちも。
このエグさがどうエスカレートしていくのかと思った矢先・・・残念。
いきなり「トム&ジェリー」の世界に突入(爆)
襲いかかる老婆の頭の上に鉄の重りが落ちてきて両目がビヨ〜ン!!って、それまでのドキドキ感が嘘のように一気に爆笑映像になっちゃった。
それ以降はストーリー自体もグイグイとコメディホラーな展開に。
自暴自棄になったクリスがでっかいアイス食ってたり。
やっとのことで生け贄の羊に呪いを閉じ込め、大刀で羊の首を落とそうとしたら誤まって羊を止めていた綱を切っちゃって、呪いを自由にしちゃったり。
こんなトンマな悪霊退治みたことないぞ!助手、グッジョブだったぜ!(笑)
最後のボタンを入れた封筒のくだりも、「コイン収集オタク」みたいな会話を不自然にインサートしてたもんだからバレバレで。違う意味でドキドキもんでした。
「衝撃のラスト60秒」というウリ文句がついているんですが・・・
ラストにクリスが電車に轢かれるかと思わせて、異世界で焼き続けられる ということなっちゃうんだけど。
クリスが異世界でどんな仕打ちに合うかはいざ知らず、映画を見る側にとっては映像としての不快感が残るという面で電車に轢かれる方に期待しちゃったんだけどね。
あれだと呪いの「ラミア」が電車の恐怖から助けてくれたようにも見えたし(爆)
あともう一つ言いたい!
主人公のクリスがそんなに美人じゃないってのも この映画のイマイチ感を演出している大きな要素です。
なぜわざわざ「ミス豚美人」という設定なんだ!?
この映画をデートに例えるなら・・・おばけ屋敷目当てで遊園地に行ったけど、結局メリーゴーラウンドで楽しんで帰ってきちゃったみたいな。
しかもデートの相手は 元「ミス豚美人」で。。。
SAMURAI ME

