2011年03月28日

わたしを離さないで

マーク・ロマネク
キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ
外界と完全に隔絶された寄宿学校で学ぶ少年少女たち。やがて18歳になったキャシー、ルース、トミーは農場のコテージへと移り住み 共同生活を始める。
新たな環境の中で恋を育むルースとトミー。そして孤立していくキャシー。しかし彼らに定められた、運命の時が訪れようとしていた。

舞台は英国なんでしょうかね。ただ時代背景がハッキリしていないんだけど、'60〜'80といったトコだと思いますが。
で それよりも欲しかったのが設定なんですけども。

ここに登場する少年少女たちはとある目的のために‘生かされている’わけなんですが、その時代の英国に実際そのようなシステムがあったんでしょうかね。
「オリジナル」なんて言葉が出てくると方や「コピー人間」なのかとも。
もっと具体的にいうなら、そこがどのような運営で資金はどこから出ていて、国や医療機関は・・・道徳的な倫理は・・・

この手の物語は設定がリアルでないと(フィクションであってもリアリティは欲しいし)説得力が薄まってしまうのでねぇ。

さらに 主人公3人の恋心もどうもあやふやで。
キャシーという存在があったトミーが、どんないきさつでルースへと心変わりしたのか。
寄宿学校からコテージへと移るのに なぜそんな三角関係を抱えたものが一緒にいるのか。

まるでちっちゃい子みたいに「なんで?どうして?」を意識していくうちに、結局作品に感情移入できないまま・・・

もっと3人の心情を理解できていたら、きっとラストのトミーの咆哮で涙していたことでしょう。
う〜ん、ちょっと残念。

「わたしを離さないで」という邦題も決してストライクでは無い気がする。
原題「Never Let Me Go」があってサブタイトルに「わたしを〜」を付けるぐらいのがしっくりくるかな。
その点もちょっと残念。

Wata-Hana.jpg
雑巾提供で勘弁してくれんか?
posted by 味噌のカツオ at 17:42| Comment(0) | TrackBack(1) | ワ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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