2012年02月17日

麒麟の翼 劇場版・新参者

土井裕泰
阿部 寛、新垣結衣、溝端淳平、中井貴一
東京・日本橋で男性が殺害される事件が発生。被害者は腹部を刺されたのだが、その現場から8分間も歩き続け、日本橋の翼のある麒麟像の下で力尽きたのであった。
一方 事件の容疑者は、現場から逃亡しようとしたところを車に轢かれて意識不明の重体となっていた。

テレビシリーズとしても放送された‘刑事・加賀恭一郎’「新参者」の劇場版。
毎度のごとく、わたくしはテレビドラマは見ておりませんで。ただ、結構 評判は良かったようには聞いておりますが。

それもそのはず(?)原作はミステリーのベストセラーを連発させている東野圭吾。
ぶっちゃけ、そうであるならハズレは無いなと。ある種の期待を込めての鑑賞。

その結果は、まぁ楽しめたかなと。悪くは無いかなと。。。
そう思う反面、イマイチ乗り切れていない、しっくりきていない印象も。
んー何かが足りないような気がする。逆に何かが多いのか!?

ミステリー作品なので、軽々に詳しい内容は書けませんが、展開というか話の転がり方が大胆なのかな。
それとなくストーリーを紡ぎつつ、突然の方向転換で 思いもよらないトコロに潜んでいた真相を引っ張り出してくるのが東野作品の醍醐味でもあります。
でも前半の展開をゴソっとひっくり返してしまわれると、あとあと冷静に考えて「何を見てきたんだろう?」という気にもなるし。
ちょっと詰め込みすぎなんかな?

もしそうだとするならば、2時間という映画としての尺が短いのかな。
それだけの物語であるのなら、やはりテレビシリーズの連続ドラマぐらいの見せ方のが合ってるのかな。

役者さんたちは、みな良い演技を見せてくれてたんだけど、あえて言うなら加賀恭一郎のキャラが弱いのかもしれない。切れ者なのか何なのか、スマートすぎて感情移入がしにくかった。
阿部寛と溝端淳平との掛け合いで「クスッ」と笑える場面もあるにはあったけど、「TRICK」で もっとハイレベルなバカバカしさと キレキレ具合を演じている阿部寛を知っているだけに、物足りなさは否めないかな。
わたくし個人的な印象よ。

この作品の売り文句に‘泣けるヒューマンミステリー’なんて言葉が躍ってたんだけど、それについては異論は無いです。
ただし、その表現の手法として真新しさや、目を見張る要素には乏しかったかな。

ちょっとキビシ過ぎるか?
でも期待してね、ハードル上げて見ちゃったからね。悪いね(苦笑)

K-RIN.jpg
キキキリンノツバサ
posted by 味噌のカツオ at 21:38| Comment(1) | TrackBack(1) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by 藍色 at 2012年03月09日 19:06
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「麒麟の翼」東野圭吾
Excerpt: 作家生活25周年特別刊行、第1弾ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。大切な人を守りたい、それだけだった。誰も信じなくても、自分だけは信じよう――加賀シリーズ最高傑作、書き下ろし! 寒い夜、日本...
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