2012年03月26日

SHAME シェイム

スティーブ・マックイーン
マイケル・ファスベンダー、キャリー・マリガン、ジェームズ・バッジ・デール
仕事もソツなくこなし、N.Y.の高級マンションに暮らす独身男のブランドン。しかし彼はセックス依存症であり、行きずりの女や風俗嬢とセックスに明け暮れ、帰宅後にはPCでアダルト動画を閲覧。果てはオフィスのトイレでのマスタベーションにまで至る始末。
ある日、そんなブランドンのアパートに、恋愛依存症で自傷癖のある妹・シシーが転がりこんでくる。

タイトルの‘SHAME シェイム’には・・・『恥ずかしさ、羞恥心、ひどいこと、困ったこと』そんな意味があるそうです。

作品のテーマというか核になっているのは主人公のセックス依存症。
近いものであるなら薬物、アルコール、パチンコなんてのもありますか。
でもカラダの病気と違い、メンタルなものというのはハッキリとした治療法が確立されているものでもなく。克服するのは簡単なものではありません。

そういった問題を真正面から取り扱った作品であるので、当然セックスシーンも多く出てきますし、自慰行為の場面も多々ございます。
でも前述のような‘依存症’の問題として扱われているので、何か普通の映画の‘ラブシーン’とか‘濡れ場’という趣でもなかったですね。
自慰行為中の真剣な表情も含めて。

こういうシーンも、描き方次第でエロさが無くなるとも思いましたし、その分 演じる側はもっと恥ずかしいんじゃないかと余計な心配してみたり。

さて、ちょっとネタバレ的な話にもなっていきますが・・・
ストーリーが過ぎるにつれ、主人公・ブランドンと妹・シシーのキャラクターや相容れない兄妹の関係に比重が傾いていきます。
セックス依存症の男の行く末という点よりも、過去に何があったのかな〜ということの方に意識が強くなっていきましたね。

普通の兄妹関係がどんなものか一概には語れないけれど、時に反目し合い 妹の行動を兄が疎ましく思う場面があるかと思えば、すごくオープンであったり体の触れ合うスキンシップも見られたり。
このふたりが心に病を負うきっかけがあるとするならば、ひょっとしたら近親相姦のような過去があったのかなと。
そんな詮索も思考をかすめたのですが・・・

とあるレビューの中で「性的虐待があったのでは?」という説も。
確かに『私たちは悪い人間じゃない、悪い場所にいただだけ』というセリフや、戸惑い彷徨い続けた兄が地下クラブにたどり着き、そんな相手としてしまったり。
それに両親の影というのも描かれないし。

シンガーである妹がバーで歌うシーンが、割りと前半に登場します。かなり長い尺で。
その歌唱力や表現力にも惹かれる点はありましたが、歌詞とかにも何がしかのメッセージがあったのかな。
歌い終えた後、兄が涙目になっていたこと。今さらながら気にかかっています。


どうかすると淡々と見入ってしまうような作品だったんだけど、後半・・・見終わったぐらいにジワジワくる感じ。嫌いじゃないかな、こういうのも。

SHAME.jpg
ローマ字読みすると、写メだね
posted by 味噌のカツオ at 01:22| Comment(1) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
SHAME シェイム: MISOKATUシネマ
Posted by tiffany&co ネックレス at 2013年07月21日 08:25
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック