2012年07月02日

ワン・デイ 23年のラブストーリー

ロネ・シェルフィグ
アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス、パトリシア・クラークソン
1988年7月15日、大学の卒業式で初めて言葉を交わしたエマとデクスター。二人は互いに意識し合いながらも、恋愛に発展させることなく友人関係を続けていく。
時には共に過ごし、時にはすれ違いながら、積み重ねていく二人の7月15日の行く末は・・・

一組の男女の恋と友情を、1988年の大学卒業式にはじまり、23年後の2011年までの7月15日のみにスポットを当てて描くという、一風変わった表現スタイルの作品。
大河ドラマ的に長いスパンで見せるものあったかもだけど、同じ日付のみを追うことで、そこから見えてくるものは・・・

上映時間(107分)とは別にして、やはり長い長い物語だったですね。ある意味クドいぞってぐらいに(苦笑)
その長い年月の中で どちらかの思いが強くなったり、どちらかの人生が浮いたり沈んだり。そりゃいろんなことがあるわけですわ。

そういう面で見れば、確かに観客の共感する瞬間もありましょう。あって当然じゃないかしらん。
それと共に、何やら友情と言いながらも(日本人からすると)結構チュッチュしてるし、二人きりで旅行にも行っちゃってるし。
ただし相当‘密’になりながらもSEXだけはしていないと。
それをプラトニックと言っていいのかは複雑なところで。

そもそも男女で23年間も続く友だち関係って、相当な田舎町だったらありえるか?
それでいてそんな距離で付き合ってたら、もっと早い段階でやっちゃってんじゃないの!?ってね。
逆に昔SEXしたけれど、今はそれぞれパートナーもいて友だち付き合いしてるって人もいるだろうに。

そりゃ確かに恋愛であっても友情であっても いろんなカタチがあるのでねぇ。
そうなってきちゃうと、共感できそうでできない。

結局このプラトニックとリアリティの間を推し量りながら見てたわたくしでしたわ(笑)

以下ネタバレっぽくなりますが。。。
最終的に そうなるのは読めました。早い話がチョイと前の韓国ドラマの定番パターン。
映画という‘作り物’の世界にあっては、こういう決着の付け方しかないだろうなって思うわけで。
ただ彼女の方が取り残されるのかな〜と予想していたので その点は意外やった。

そんな 彼女が残したものとは・・・
彼への思い出。元彼への思い出。彼の娘への思い出。あとは出版した本もあったけれど。その部分も少々弱い気がすんだよね。
言ってしまえば、観客としてのわたくしの中には イマイチ煮え切らない思いが残っちゃっただな。

さて、最初の場面では‘ハリーポッターか?’と思ってたアン・ハサが徐々にキレイになっていくのが良かった。そもそもキレイなんだけどよ。
23年という年月の中。二人とも少しづつ気付かないうちに老けていってる訳で。
その辺りの作りこみは、ラストに2011から1988に戻ることで、そのデキのよさがわかります。

でもやっぱ物語としては、ちょっと惜しかったなぁ。。。

Wan-Dei.jpg
家はワン・デイ・ケイですよ
posted by 味噌のカツオ at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ワ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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