2013年03月02日

フライト

ロバート・ゼメキス
デンゼル・ワシントン、ドン・チードル、ケリー・ライリー
着陸直前、機体の故障で制御不能になった航空機をかろうじて不時着させ、被害を最小限に食い止めた機長のウィトカー。彼は奇跡のパイロットとして一躍ヒーローと讃えられる。
が 後日ウィトカーの血液からアルコールが検出され、調査委員会に動揺が走る。

映画の冒頭、キレイなお姉さんの素晴らし過ぎるボディが拝めます。それが機長と関係を持つCAさんであるというのは すぐにわかるわけで。
「やっぱりそういう関係になるんやなぁ」とか「やっぱCAさんは美人でスタイル良くなくては」など妙に納得したり。。。

そして悪天候の中 離陸していく旅客機。ここからの映像が非常に見応えありました。
わたくし 飛行機を操縦したことはありませんが、どんな状況で 何をして どうしたいのか、じつにわかりやすく描いてあると思います。
雲の中を抜けて、着陸せんとした際に故障が発生。そして最善の策として背面飛行を経て かろうじて不時着をすると。

映像も臨場感も見事なもので、しばらく興奮状態を維持したままスクリーンを見つめておりましたわ。

さて、ここからがこの映画の本筋へと相成って参ります。(以下 ネタバレ含む)
ようはアルコール中毒・ドラッグ中毒の男が、どうやって保身を図っていくのかという憐れな姿。
ホントに露骨に‘お粉’を鼻から吸引という場面が出てきます。「テッド」を見たときにも感じたけど、少なくとも今の日本のテレビでは放映できないシーンじゃないかな。

元々アル中でフラッフラなんだけど、‘コカ’を IN することで‘シャキッ’となるという。
当然わたくしはやったことはないけれど、それで目が覚めるなんてハナシも聞いた事ありますし。
このウィトカー機長も‘コカコーラ’では満足できず‘コカ’に頼ってしまうわけだ。コレ、マジ。

とにかく救いようの無いダメ人間。
そんな酒に溺れて嘘にまみれていく彼が、最後の最後で良心と向き合うことになるのですが…
そのきっかけが彼女の写真を目の当たりにした瞬間というのが、正直弱いなぁ。

であれば、もっともっと彼女を亡くした喪失感とか愛情が伏線としてないと説得力ないんじゃないかな。

無免許で車を運転し、睡眠不足で事故を起こしたと。免許は無かったけど確固たる運転技能はあったので危険運転にはあたらない…なんて事例もありましたが、あれにはみんな首を捻ったよね。
超一流の腕前で多くの命を救ったのは事実だが、アル中のまま操縦桿を握っていたパイロット。

一部のレビューを見ていると、この堕落した人間を主人公に据えた時点でダメ映画だとか、彼の行動を言語道断と切って捨てる意見もありました。
わたくし自身 そこまで断罪するつもりはないけれど、確かにこれを美談としてしまうには抵抗があるわな。
あなたならどう考えますか?

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「ハングオーバー」の笑えない版
posted by 味噌のカツオ at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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