2013年03月04日

ジャンゴ 繋がれざる者

クエンティン・タランティーノ
ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ
元歯科医で賞金稼ぎを生業にするシュルツは、今回のターゲットを知っているという黒人奴隷・ジャンゴと出会う。その標的は かつてジャンゴから妻を奪い去った憎き相手。
ジャンゴはその復讐心と 生き別れた妻との再会を果たすべく、命がけの旅に出る。

今年のアカデミー賞に作品賞などにノミネート。結果 タランティーノが脚本賞。シュルツ役のクリストフ・ヴァルツが助演男優賞を受賞しました。
そんな評価がどうであれ。。。

タランティーノ好きなわたくしとしては大満足の一本でした。
もはや世間の評価は関係ないのだな。タランティーノ監督が‘らしい’作品を作り上げてくれたことが嬉しい と(笑)
タラ監督はこんなテイストの、こんな表現のものしか撮れないのか〜という輩もおるかもしれませんが、ファンとしたらソレに痺れるし ソレがカッコイイと思ってしまうんだわ。

1960年代に量産された西部劇。が その当時には黒人のガンマンなんて発想は無かったんじゃないじゃないかな。
まぁどんなシチュエーションであれ、タラ監督の手にかかれば それ相等の世界観に仕上がっていくわけでありまして。

徐々にネタバレ含む話になっていきますが。。。
まずは冒頭、ツカミのところでズッドーン!というのがあり、中盤はヒリヒリするような会話劇。この‘役を演じながら’の駆け引き、騙し合いというのが意外とわかりやすくてね。
何だか あの食事の席を共にして、一緒にドキドキしたような思いですよ。

そして突如始まる銃撃戦。そぅ、コレがなくっちゃタランティーノじゃないですよ〜というやり過ぎ感。
この中で重要な登場人物が命を落とすんですが、その際の溜めの無さったら。普通の映画ならもっと もったいぶった演出にするだろうに、ここの展開は一気呵成。その分のインパクトあります。

わたくしが一番 やられたのは その後の場面。
ふたたび奴隷とされ運ばれていくさ中、口八丁で見事立場を変え、銃を受け取った瞬間のズドーン!ですよ。
ホントに油断してたときにきたので、なんかわからんけど一気に涙があふれてきて(笑)
そして彼女の元に駆けつけ「俺だ ベイビー」。これ もぅ最高のヒーローでしたね。超感動!!

そんなベタベタなヒーロー像を作り上げるのも、タランティーノ流の味付けがなされてるから、より印象深いんだろうね。
もちろんラストにはドカーン!と大爆発で。フルコースごちそうさまでした。

アカデミー助演男優賞のクリストフ・ヴァルツは前作の「イングロリアス・バスターズ」でもランダ大佐役で同賞を受賞してまして。タランティーノ作品とは よほど相性がいいんでしょうか。
主演のジェイミー・フォックス、怪しげな奴隷頭のサミュエル・L・ジャクソンも印象深いけれど、思いのほか良かったのがレオナルド・ディカプリオ。

正直 彼の場合どんな作品でも どんな役柄でもレオ様っぽさが付いて回ってね。いつまでも「タイタニック」の好青年でもないと思うんだけど。
が 今回演じたのが初の悪役だそうで。良い意味でいやらしさ、胡散臭さ、傲慢さがマッチしてたんじゃないでしょうか。
この人、基本は悪役顔だと思うのはわたくしだけかいな?

全体を通じて、所々に入ってくるスローの演出が個々の場面を印象的なものにしています。
一方で エグい描写もインサートされてるし、血しぶきもバンバン飛びまくるし。決して万人受けはしないでしょうが、お好きな方には このクールさとクレイジーさがサイコーな作品です。
タラちゃんバンザイです(笑)

DSC_0241.JPG
サミュエルのヘアスタイルに注目(笑)
posted by 味噌のカツオ at 23:13| Comment(0) | TrackBack(1) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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映画「ジャンゴ」エンタメ全力投球!R15+なのでそのつもりで
Excerpt: 映画「ジャンゴ 繋がれざる者 」★★★★ ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン サミュエル・L・ジャクソン出演 クエンティン・タランティーノ監督..
Weblog: soramove
Tracked: 2013-03-27 07:14