2014年02月04日

バイロケーション 裏

安里麻里
水川あさみ、滝藤賢一、酒井若菜、豊原功補
ある日、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた忍。刑事・加納に連行された忍だったが、辿り着いたのは怪しげな洋館。そこはバイロケと呼ばれるもう一人の存在に悩まされる者が集うバイロケーションの会であった。全く事態を呑み込めない忍だったが、そんな彼女の目の前にバイロケが現れ、本物の忍を睨みつけるのであった。

「バイロケーション」自分の近くにもう一人の自分が出没する現象。世界中でそういった報告がなされている怪奇現象の一つ。

この映画には表バージョンと裏バージョン。異なる2つのラストシーンが用意されておりまして。
ちなみに表バージョンの感想はコチラに掲載してあります。「バイロケーション 表

過去 稀にですが、劇場公開版とは別のエンディングも収録されたDVD版の映画とかあったような!?
ですが今回は、劇場で表と裏の2パターンを公開ということで。

たとえば主人公が大きな決断を迫られて、こっちだったらどうなった?あっちを選んでたらどうなった?
みたいな2パターンの結末を上映するなんて映画の楽しみ方も、今後 出てくるのかもしれないですね。

さて、ちょっと意外に感じたのは、表の公開時に上映前の予告編とか上映後とかに「裏も見てね」的なお知らせが皆無だったこと。なぜそんなにPRをしないのか?
でもわたくしは面白そうなので、見てきましたよ。裏バージョンも。

入ってくる情報から察するに、表も裏もほぼ同じ内容だけど、ラストの10分ぐらいが別バージョンになってるのかな〜というイメージ。
ただ同じ内容であっても秘密を知ったうえでみるとどう見えるかという楽しみがあるので、それはそれでよかったです。

ところが、事の真相を知ったうえで見ておったわけなんですが…ちょっと勘違い入ってた?あっちが本物でこっちがバイロケ?なんと2回目にしても混乱してしまったわたくし。
ミスリード?あるいはリードミス?必要以上の映像トリックに引っかかってた?こりゃ3回目が必要かも(苦笑)

などとあたふたしながら見ていたところ、もうひとつドキドキさせる事象が。
なんと、ラストまで全く同じなんです。

あれ?これ裏じゃないの?間違ってもう一回 表を見に来ちゃってた!?
と思いきや、ほぼほぼ終了した時点で、ほんの1〜2分だか短いワンシーンが追加になっておりました。
あとは追加シーンに合わせてかエンディング曲が希望を持てるものに代わってました。
もやもや…

確かに結末が違うという言い方は間違ってはいない。明と暗との意味合いの違いは大きいですよ。
だけどロールプレイングであっちの道はどこに続いていて、こっちの道はどこにつながるのか的な、そういう違いじゃないんだな。
映像作品としては、ちょっと付け足したってだけで。
それで2パターン上映というのはどうなんだろう。

巷の意見をのぞいてみれば、一旦 同じ結末まで行くのであれば、(これも時々ありますが)エンドロール後にエピローグ的に裏バージョンを上映するやり方もあったんじゃないかと。
あるいは表の半券を持っている人は、500円で裏も鑑賞できるみたいなサービスがあっても良かったのではと。
そのような感想を目にしました。ホントにそんな感じでしたね。

結局わざわざ付き合った挙句、裏の結末に衝撃も受けなかったし、手法にガッカリもしたし。
これはちょっと…という印象。

前述の通り2バージョンを劇場公開ということを否定はしませんが、たったこれだけで“2バージョン”として売ってしまうのはどうかと思う。
こんなのが横行してしまっては、映画界的にイメージダウンになっちゃうんじゃないですか。
長い目で見たら そういうのが心配だよ。

2xRoke.JPG
とかく“裏”ってのは罪なもので
posted by 味噌のカツオ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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