2014年03月25日

ローン・サバイバー

ピーター・バーグ
マーク・ウォールバーグ、テイラー・キッチュ、エミール・ハーシュ
アフガニスタンの山岳地帯で特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズが、ある判断によって200人超のタリバン兵から攻撃される状況を呼んでしまう。
そんな絶望的な極限状況の中から一人の兵士が奇跡的に生還を果たす。なぜ彼はサバイバルすることができたのか?

ここ最近 何度も書いておりますが、この映画も実話の映画化でございます。
2005年6月に決行された、ビン・ラディンの側近とされるタリバンのリーダーを捕捉及び殺害を目的としたレッド・ウイング作戦。

4名のシールズが偵察のため敵陣へ降下。そこで民間人と遭遇。しかし民間人なので攻撃を加えることなく解放。が しばらく後に200におよぶタリバン兵に包囲される。
結果、3名は死亡。1名のみが帰還を果たしたのだが、なぜ彼は生きて帰ってくることができたのか。

映画の冒頭。ネイビーシールズ(海軍特殊部隊)がいかに過酷な訓練を行っているのかが紹介されます。
体を縛ってプールの中にドボンみたいな。往年のたけし軍団のような過酷な訓練ぶり(苦笑)
それはさておき、自分の命のみならず他者の命も守ることが求められる隊員とは、それぐらいの訓練の上に成り立っているのがよくわかりました。

ただその後の展開が気持ち冗長な感じで集中しにくかったんだけど…
そして やっとのことで4人が戦地となる山中に入っていきます。

やがて あれよあれよという間に銃撃戦へと突入。
当初はスコープで覗き見るその先に相手がいたんだけど、何せ200人対4人の戦い。ジワジワと敵が攻め込んで、至近距離からの打ち合いにも。
チョイチョイ書かれてはおりますが、確かに「プライベートライアン」を思い出させるような 痛々しい描写です。

この痛々しさというのが銃撃だけではなくて、逃げる際に幾度か崖を転がり落ちていくんだけど、あの映像がまた痛みの伝わるものになってましたわ。

山肌をゴロゴロ転がって、岩場のトコに叩き付けられてようやく止まる。
本当であれば複雑骨折モノだろうと思うんだけど、冒頭の映像のように鍛えているからこそ持ちこたえているのかと。また戦地でのアドレナリンも出てるからかなと。
そんな風に見てましたよ。

さて、こういうった戦闘の中で一人、また一人と仲間が倒れていくんだけど…
厳しいことを言うと、もうちょっと各々の個性をハッキリさせておいてくれればね。
この4人のチーム内の役割、性格、ビジュアル。その辺りが印象付いていたら感情移入の度合いもアップしてたんだけど。

そして終盤。たった一人残されたマーカス。体はボロボロで成す術もない状況。そこで…

この映画のコピーは「彼はどうやって帰ってきたのか」ではなく「なぜ彼は帰ってくることができたのか」なんですよ。
実は思いもよらない方向へと展開していくんだけど。

その部分で少々勘違いしてたわたくし。序盤に見逃してあげた彼らが お礼に助けに来たのかと…そういうわけでもないんだね(苦笑)
真相は見た人のみが知っているってことで。

ストーリーの基本線はアメリカvsタリバンではあるんだけど、後半はちょっと予想外なテイストも絡めてあります。
それもあって主人公だけは帰還できたけど、彼のブラザーたち、そして援軍にやってきたはずのヘリが撃墜されるという、甚大な犠牲が出ているわけで。

その事実を見過ごすことはできないですし、決して「よかった よかった」と言って流せる物語でもないんだよね。
「俺たちは戦うことから逃げはしない!」という言葉も、なんだか虚しく響いてきます。

DSC_1030.JPG
マークが藤波辰爾そっくり!!
posted by 味噌のカツオ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ラ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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