2016年01月02日

DENKI GROOVE THE MOVIE? 〜石野卓球とピエール瀧〜

大根 仁
石野卓球、ピエール瀧、砂原良徳、CMJK
2014年に結成25周年を迎えた電気グルーヴ。これまでのライブ映像や関係者へのインタビューを交え、唯一無二の存在感を放つ電気グルーヴの歴史を総括する。

わたくしの電気歴は初期の頃ですね。アルバムはインディーズ版の「662 BPM BY DG」から「VITAMIN」まで持ってます。
時にムチャクチャで悪趣味で楽しい感じの方向性から、「VITAMIN」で大きく一気にテクノ寄りでの一つの完成形を見せたところですな。

映画としてはそれ以降のストーリーもそうですが、自分が聴いていた時期の知られざるエピソードも興味深かったですね。

証言者として登場したCMJKが丸くなってたことに驚き。長く電気として活動してた まりんの証言に「こんなにしゃべるんだ」とやっぱり驚きつつ、まりんなりの電気愛も感じられ。なんか癒されました。
その まりんによる「Shangri-La」のウラ話。そういう流れを知ったうえで あの曲を聞くと こっちまで「この曲ヤバいわ」と言わずにはいられなかったし。
その後の海外進出のくだりも興味深かったです。

世界的に評価の高い DJ卓球さんの姿を見てると、本来はそういうプレイヤー志向なのかなと思うんですよ。でも それとは裏腹に、電気では積極的に歌ものとかもやっておられて。
んで 気持ちよさそうに歌ってる姿を見ると、それがなんか嬉しかったり。

そして悪魔のようなニッコニコのスマイルで客をアジテートする瀧さんのパフォーマンスも目が離せません。
そして今回見て気付いたのは、この二人の声も好きなんだなと。
まさにこの二人でこそ、電気グルーヴなんですな。

電気グルーヴを表現する際 テクノという言葉が使われるんだけど、スタート時はもうちょっとバンドっぽかったり、HIPHOPっぽかったり あるいはラップだったり。
ん〜なんだかどれも正解であり、どれもしっくりこないようにも思えて。

おそらく活動時期によってスタイルの変化があるからなんだろうけど。
でも それでありながらコレっぽっちも「ブレてる」と思わせないということは、音楽のジャンルとか くくりを越えた存在が電気グルーヴだからなんでしょうね。

たぶん おそらくそれに似たことやってるミュージシャンは多いのかもしれないけど、電気に 卓球さんに 瀧さんには及ばないんだろうね。
それぐらい完成されてますよ。電気のパフォーマンスは。

こうやって25年のストーリーを見ていて再認識したこと、思い知らされたことが多々ありました。
もひとつ言うなら、それを可能にしたのは大根監督の手腕によるところも大きいですわね。
とにかく、これはドキュメンタリーのジャンルでありながら、見る価値のある映画であります。

膨大な資料映像、そして新録インタビューのなかから、ファンにとっては堪らないヒストリーであり、そうでない方にとっても伝わりやすい構成へと仕上げられておりました。
また各アルバムジャケットや、かつてのメンバーショットの見せ方に大根監督らしい技法も垣間見えましたから。

かつてのファンとして、この作品とも前後して最近のライブ映像とかも見たんだけど。今現在はデビュー直後の暴れっぷりとはまた違う魅力がビシビシ伝わってきました。
卓球さんと瀧さんには いつまでもカッコイイ電気グルーヴあってほしいですし…

ステージを降りたら いくつになっても悪ノリしまくるオトナであってほしいですな。

余談ですが、公開日である2015年12月26日は卓球さんの48歳の誕生日でして。
♪Happy Birthday ステキなプレゼント おめでとう自分〜
ってかな…ww

DSC_0642.JPG
「富士山」って、三・三・七拍子だったんだな
posted by 味噌のカツオ at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | タ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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