2016年02月08日

ローリング

冨永昌敬
三浦貴大、柳英里紗、川瀬陽太、松浦祐也
女子更衣室を盗撮し地元を追われた元教師・権藤が女を連れて戻ってきた。貫一ら、かつての生徒たちと思いがけない再会を果たす権藤。
しかし残されていた当時の盗撮映像が、ある芸能事務所を巻き込んだ騒動を引き起こす。

『第89回(2015)キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン 第10位』に選出された作品。

いわゆる単館系のなかでも特にマイナーな作品で、もっと言うならキャストもほぼほぼマイナー。
そんな印象ではありましたが、それが これだけの支持を集めて年間10位ということですから。
気になってレンタルDVDにて鑑賞しました。

しかしまぁなかなか特異な作風で。
冒頭から「これが今のわたしです」と映し出されたのが 巣の中でさえずる鳥の雛たち。
なんでしょうか。主人公が死んで生まれ変わって鳥になったですか?
ローリングとは輪廻転生の意なんでしょうか?

差し当たって物語の起点となる盗撮事件というのが 面白かったですけど。
今の時代にチョイチョイ聞くような事件であり、またそこにヤバイのが映ってたってのもまた そういうこともありえるなと。

事件としてはクソですが、登場人物もクソな先生が出てきたり。
登場人物らのイマイチ煮え切らない姿は、舞台となっている少々地味な町・茨城県水戸市のイメージとも合っていて。

その大半の登場人物が、 一見 前向きなように見えて、いつ THE END になっても不思議ではないような。そんなLIFEに見えました。
言うなれば「延長…延長…そして切れる」みたいなね。

ただ「これが今のわたしです」が何を指しているのかは ちょっと意外ではありましたが。

果たしてこれがキネ旬の年間第10位にふさわしいのかと問われれば…
そういう万人受けしないような作品が、ベストテンに数本紛れ込むのが キネ旬的だといえるのかも。

やぁ全くの駄作ではないんだけど、それほどでも…という。
そんな感じの仕上がりですよ。
posted by 味噌のカツオ at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ラ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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