2016年03月24日

僕だけがいない街

平川雄一朗
藤原竜也、有村架純、鈴木梨央、中川 翼
売れない漫画家でフリーターの藤沼悟は、何か悪い出来事が起こると、原因が取り除かれるまでその時間がループする『再上映(リバイバル)』が起こるようになる。
やがて藤沼の母が犠牲となる事件が発生。それをきっかけに彼は18年前の小学生時代へとリバイバル。過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。

人気のマンガが原作。ただし 最終巻はまもなく発売だと。
さらに現在並行する形でテレビアニメ版も放送中。
この映画版はオリジナルの結末という事ですかね。

なので「原作を知っている」「アニメでハマった」「全くこの作品を知らない」という各々のスタンスで評価も別れる感じ。
ちなみにわたくしの場合 予備知識は映画の予告編だけで。そのうえで…

う〜ん、なんとも難しい。
面白くないわけではないんだけど、物足りない気もする。

そもそも話の奥行きが深いので、2時間に収めるためには 細部が端折られるのはしょうがない。んでそうなると展開は雑になっちゃう。
本当なら時間軸も登場人物も噛みしめたらもっと味が出そうなんだけど。

通常であれば“コッテリ”味の藤原竜也だけど、この作品では それが最小限に抑えられております。
どうしてもあのクドい演技が〜という向きにはちょうどいい加減かも。しかし…
実際にはどこか物足りなく思えてしまったのも事実。

やはり目をひんむいてがなり立てる藤原竜也を無意識のうちに期待してしまっているのだろうか!?

そんな藤原竜也の少年時代(正しくは悟の少年時代)を演じた中川翼くん。この子がなかなか上手やったわ。
体は小学生だけど意識は藤原竜也(正しくは悟)ということで、子役ながらしっかりと暑苦しさ感じられたからね。

そして やはり難しい表現が求められたであろう鈴木梨央ちゃんも上手かったですよ。
この子役2人は素晴らしかった。

その分 有村架純ちゃんがピンとこないというか。
正直ストーリーの核には絡んでいないような立ち位置で。だったらこんなにカワイイ架純ちゃんじゃなくて、もうちょっと地味な人のが良かったような。
とにかくカワイイんだ。カワイイさのバランスと役のポジションがストライクじゃないような気がしました。

あとは石田ゆり子さんがまたステキ。見ながら「こんなにステキなのに、なんでこの人独身なんだろう」と思うぐらい若々しいの。
ただ 若々しさ故、藤原竜也の“母さん”には思えない。

そんなこんなで あれやこれやと余計な事を次々考えつつ。。。
2時間 駆け足でストーリーをこなしていくのが最重要な印象で。結果 メリハリというか、山場へ向かうタメが乏しく思えてしまった。
なんだか大きなどんでん返しや驚きもなく、ラストまで行ってしまった感じで。もったいなかったなぁ。

それ以外にもツッコミどころ、気になるポイントがチョイチョイあって。
トータルすると、2時間に収めるには、やや無理があったのかも。
決してつまらなかったわけじゃないんだけどなぁ。

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僕街diary
posted by 味噌のカツオ at 01:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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