2016年04月22日

パリよ、永遠に

フォルカー・シュレンドルフ
キャストアンドレ・デュソリエ、ニエル・アレストリュプ
1944年8月25日未明。コルティッツ将軍はヒトラーからナチス・ドイツ占領下のパリの破壊命令を受ける。
標的はセーヌ川に架かる橋の数々、ノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館、エッフェル塔…
スウェーデン総領事のノルドリンクは計画を阻止すべく、コルティッツを訪問する。

1年ほど前に劇場で予告を見て気になりつつ、見落としていたのでレンタルDVDで鑑賞。

わたくし自身、パリには行ったことありませんで。
それに そもそも歴史にも大そう疎いので、第2次世界大戦についてもそんなによくはわかっていない。
それでも、いや それだからこそ、こういう映画で史実の一端に触れようかなと思った次第。

美しいパリの街。しかし 実際にはそんな危機が迫っていたと。
誰もが知るパリの名所たる名所、全てを爆破、焼き尽くさんとする恐ろしい計画。
もちろん“美”としての視点もそうですが、そこには多くの人も存在するわけで。

アドルフ・ヒトラーからの指令。
家族を人質のように取られてしまったドイツ軍将校。その命令に背くことは自身の、また家族の命にも関わってきます。

一方、パリ生まれパリ育ちというスウェーデン総領事。
誰に頼まれたわけでもなく、ただ純粋に この美しきパリの街並みを守らんとするその思いから将校の説得を試みます。
しかしタイムリミットは刻一刻と近づいていきます。。。

結論から言うと、計画は実行されなかったんですよね。だってパリ、今もそのままあるから(苦笑)
その中で どのような説得と駆け引きが行われたのか。というところですが、取り立てて大胆な〜という風でもなく、わりと現実的でノーマルな印象。
それより“隠し階段”とか“ミラー”の設定のが気になったりして。

基本的に密室での会話劇。
原作は舞台で上演された芝居と聞くとそれも納得。
その分 映画のフィールドで見ると、少々物足りない感はついてまわりますが。

本編とは関係ないんだけど、冒頭に荒涼とした廃墟の古い映像がインサートされます。
まさに戦争の跡なんでしょうかね。

その国の人々が作りあげた街であり文化というものを、戦争の名の下に異国の者が焼き尽くしたという証なのかな。
あの映像が そのまま複雑な思いとして残りましたです。

DSC_0830.JPG
パリパリ伝説
posted by 味噌のカツオ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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