2016年07月20日

ファインディング・ドリー

アンドリュー・スタントン
(声)室井 滋、木梨憲武、菊地 慶、八代亜紀
「ファインディング・ニモ」から1年後の世界。なんでもすぐに忘れてしまうナンヨウハギのドリーだったが、ただひとつ忘れなかったのは“家族の思い出”であった。
ドリーはかすかな記憶を頼りに、ニモとマーリンと共に家族を探す旅に出る。

「ファインディング・ニモ」から1年後の設定。とはいうものの、現実世界では13年も経っておりましてな。
「ニモ」も見てるけど、さすがにあまり覚えがないのだが(苦笑)

そういった細かいことは抜きにして、率直に今作を見た感想は…やっぱり わたくしにはダメだったわ。
ストーリーとしては、両親とはぐれてしまったドリーが、周囲の助けを得ながら家族と再会するまでを描いたものですわね。

ハッキリと明示はされてこそいないけど、ドリーは記憶障害なのかな。
症状としては 細かな記憶が続かない〜というものですが。

わたくし的には あれだけベラベラしゃべって、一カ所にジッとしていられなくって。
多動性障害?アスペルガー?いろんな見方ができるかとも思ったんだけど。

幼少時に親と生き別れて。それなりに成長した状況から映画は展開。
あんなに記憶のままならないヤツが、そこそこ大きくなるまで放浪していたってのも少々心配なのだが。

周囲には優しい生き物ばかりで。わりと普通に、ドリーはドリーとして接しているんだけど。
どうなのかな、記憶障害のある子には それ前提で応対しないと、いくらかまずいことになりゃしないかと。その点から考えて、マーリンが怒鳴ってしまうシーンなんてのはリアリティありましたね。

それはさておき、わたくしが映画としてツラいなと感じたのは、展開の早さとセリフの多さ。
登場人物(?)は皆よくしゃべる。それでいてドリーが「忘れちゃった」で話を止める。
映像的にも あっちの海から こっちの水槽まで、どんどん転がっていきます。

そのくせ、決して大きな事件が起こっていないんじゃないかと。
その中に“悪役”が登場するでもなく。基本的に主人公が迷路の中をグルグル回るお話で。
それを あのペースで見せられ、あのペースでしゃべられて。
疲れた〜を通り越して ちょっとアタマ痛くなってきたし。

そして終盤のカーアクションのパート。ワシ、こういう道徳無視をまるで美談のように見せるのは大キライで。
あのカワイイ ラッコちゃんたちを盾にしてトラックを止めたり、タコに車を暴走させて逆走させるのは大迷惑でしかないのだが。

そんな大パニックの果てに、感動の再会はちょっとノリきれなかったよね。既に頭痛だったしさ。

エンドロール後のエピローグも、そういうことなのかな〜はわかるけど、イマイチ本編のテーマとリンクしていない蛇足な印象が拭えなくて。
それ自体は良いことなのはわかるけど。

序盤に 舞台のお芝居の演出っぽいなってのはちょっと考えたけど。あまり意味ないことだけど。
結果的に、これだーって場面が印象にない。

強いて言うなら、八代亜紀って何回言うねんと(笑)
これはいい意味でのインパクトだったか。
あとマーリンが木梨憲武というのをエンドロールで見てビックリしちゃった。

ぶっちゃけ、起承転結で言うなら、最終的にドリーがパパとママと再会を果たすのは…織り込み済みなわけなんですよ。
なので そこに至るまでの部分にサプライズ的な何かが欲しかったか。

あるいは ああいうキャラの子ならではのメッセージが欲しかったかな。
むずかしいかもしらんけどね。

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posted by 味噌のカツオ at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ハ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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