2016年08月17日

きみがくれた物語

ロス・カッツ
ベンジャミン・ウォーカー、テリーサ・パーマー、マギー・グレイス
水辺の家に引っ越してきたギャビー。隣人であるトラヴィスの振る舞いを良く思ってはいなかったのだが。本当の彼のやさしさに触れ、二人は互いに惹かれあい、やがて結ばれる。
二人の子供にも恵まれ、幸せな暮らしを送っていたトラヴィスとギャビーだったが、突然の事故に遭いギャビーはこん睡状態に陥ってしまう。

『「きみに読む物語」などの原作者として知られるニコラス・スパークスの小説を実写化したラブストーリー』とのこと。
それにあやかっての この邦題なのでしょうが。原題は「The Choice」というシンプルなもの。直訳なら“選択”ですわね。

冒頭、そして終盤に語られるのが、人は人生の様々な局面に於いて“選択”を迫られるという。まさそれがテーマですか。

一見ナンパなイケメン男・トラヴィス。そしてそこの隣家に引っ越してきた少々強気な女・ギャビー。
観客としても 始めは「こんな軽い男、イヤやな」と思うし。彼女の方には別に彼がいてるし。

映画だから最終的にはそうなるんでしょ〜ってのは意識しつつも、なかなか正式に結ばれない二人に 普通にヤキモキ。

作中でも語られている通り、彼は始めて彼女を見たときから意識をしていて。周りの友人からも「未来の嫁さんだ」とはやし立てられるほど、ある意味お似合いの二人。
そして物語がだいぶ進んで、やっとこさ結婚。

しかしここからが早かった。
あっという間に嫁さん妊娠。次の場面ではちっちゃな女の子が。そして気付けば女の子は成長し、もうひとり赤ちゃんが。
子どもをベビーシッターに任せ、夫婦二人でのデートを…といったところで大きな展開が。

ギャビーが事故に遭い、寝たきりになってしまいます。
まったく意識を取り戻さない彼女。事故から90日経過してから意識を取り戻す可能性は1%であると。事故以前の彼女の意志もあり、これ以上は延命処置を行うべきではないと医師から選択を求められます。

さてさて、様々な“あらすじ”を読むと この辺りまでの表記がなされています。って書いて無いのラストシーンだけじゃんってね(苦笑)
いや、それとは別にトラヴィスは目覚めないギャビーの耳元で 物語を読み聞かせ続けるとの文言も。

えっ、そんな献身的に語り掛けるシーンなんかあったっけ?
子どもたちに絵本を読み聞かせるってのはあったけど。

本来の原作では その行動がより美しく描写されてるのかな。
でも 今回の映画では全く無しという大胆な構成になってます。
でもでも 今回の映画に限っていうなら、確かにそのくだりはなくても成立しております。

そしてここからはネタバレありで、まさかまさかのラストシーン。

悲し気な展開から、一気にお墓の前で佇むトラヴィス。
しかし、なんとそのお墓は彼の母親のもの。
「なんや、まだ死んでないのか」と。

そして彼女が残したモビールが不自然に揺れ出して。虫の知らせとばかりに病院へと走り出すトラヴィス。こっちも泣く準備万端です。
そんな彼が駆け込んだ病室には、笑顔のギャビーが。
「おぉっ、意識戻ったんやぁ」。

ちょっと前の韓国映画みたく、無理くりなお涙頂戴はアレだけど。そもそも不幸話を求めてるわけでもないけれど。
通常この流れであればなぁと、逆のパターンを想像してたもんで。
ハッピーエンドなんだけど、ちょっとビックリという(苦笑)

たいへん失礼なことを考えて見ちゃってました。
申し訳ない。

(まさに)いい意味での予想外のラストも含めて、しっかりとステキなラブストーリーを味わえましたですね。
それは間違いない。

んで チョビットいちゃもんつけるなら。
作中、2頭のワンちゃんの存在があたたかみの象徴的に登場する一方。

ネコちゃんは余計なトコで体調悪くなりやがって〜という。そんな登場の仕方なんよね。
ネコ好きなわたくし的には、そこだけが歯がゆいのよね〜(笑)

DSC_1076.JPG
監督の名前、無駄が無くていいね
posted by 味噌のカツオ at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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