2016年11月09日

ザ・ギフト

ジョエル・エドガートン
ジェイソン・ベイトマン、レベッカ・ホール、ジョエル・エドガートン
夫の故郷で新生活を始めたサイモンとロビン。偶然、買い物中にサイモンの同級生だったゴードから声をかけられる。
再会を喜び、二人に1本のワインをプレゼントするゴード。しかし次第にエスカレートしていく彼からのギフトに、二人は違和感を覚える。

率直に、胸クソ悪い結末の映画。でも映画としての見応えは十分。
ちゃんと日常の延長線上の中で、不穏な見せ方ができているので、とてもイヤな気分にさせてくれます。
もちろん映画としてですよ。

夫の故郷で新生活を始める夫婦。長めのいい住まい。そして新たな職場で歓迎を受け、まさに誰もがうらやむような夫婦のカタチ。
ただし、序盤で印象付けられるのが、なかなか子供ができないということ。

“赤ちゃんは天からの授かりもの”であるとするならば、それも“ギフト”のひとつと言えるのかな。

そんな夫婦が、偶然に夫の昔の同級生に出会います。
見てる観客側からすると、間違いなく怪しいその男なのですが。その期待に見合った行動で不穏な空気を深めていってくれます。

一方的な贈り物。「普通ならダンナ仕事に行ってるだろ」って時間帯での訪問。「ホントに?」というほどの邸宅へのお誘い。
真意がなかなか読めません。

その後も夫婦の周辺で危険な兆候が見え隠れ。
やがて、あれやこれやと“化けの皮”がはがれていき、この夫婦に決定的なことが起きてしまうと。
ねぇ。

よくもまぁこんな物語を思いつくな〜というトコですが。
監督・脚本はジョエル・エドガートン。ほうほう、この怪しげな同級生を演じた人の作品だったのね。

ある登場人物の印象を変えていくスイッチの入れ方とかが絶妙で。
いきなり“ドーン!”のビックリ箱的な見せ場も入れつつ、ジワジワと人間の秘めたいやらしさを突き付けていくという。それも満足度を高めてる要因でしょう。

言ってしまえば この着地点、どう転んでも真の幸福ではないような感じがしてね。
だからより胸クソ悪いと思えてしまうんだが。やっぱり映画としては面白いですわ。

映画ファンとして多くの人に見てもらいたい作品だけど。
こんな悪趣味なストーリーをおススメするなんて、ワシの人間性が疑われるかな(苦笑)

DSC_1370.JPG
隣人はホントいい人
posted by 味噌のカツオ at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | サ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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