2017年04月03日

ムーンライト

バリー・ジェンキンス
トレヴァンテ・ローズ、アシュトン・サンダース、アレックス・R・ヒバート
名前はシャロン、あだ名はリトル。内気な性格で、学校ではいじめの標的にされ。同級生のケヴィンだけが唯一の友達だった。
ある日、いじめっ子たちに追われていたところを、麻薬ディーラーのフアンに助けられたシャロン。いつしかファンのことを父親のように感じ始める。

「ラ・ラ・ランド」を抑えて(?)アカデミー賞の作品賞を受賞した本作。
ちなみにアカデミー賞では助演男優賞(フアン役のマハーシャラ・アリ)と脚色賞の計3部門で最優秀を受賞しております。

映画は主人公・シャロンの少年期、高校時代、成人してからの3つの時代で構成。
あまり事前情報を入れずに見たので、何を見せられるのか、どう見るべきか…掴みきれないままでしたが。
でありながらも、なんだか いろんなものが伝わってきましたね。

作中に(日本の映画でよく見られる)取って付けたような説明セリフは無く。
会話を押さえていれば、今どういう状況なのか、何を伝えたいのかはわかりました。
そういうのをさらりとやってみせるのは さすがに上手いなと思うのと同時に、感情を揺さぶられる場面もしばしば。

基本キャストは黒人の方たち。でもこの映画の中に肌の色、人種差別の要素はありません。

多くの映画で見られる白人たちが黒人をやみくもに迫害するような。そういう場面はない代わりに、その黒人のコミュニティの中で いじめが存在するという。
それだけを取ってみても、胸が痛くなりますね。

いじめを受けるシャロン。そんな彼を優しく救ってくれるフアンという男がたまらない。
麻薬ディーラーなんて社会のルールからすれば、はじかれものではあるが、シャロンにとっては人生を導かれる存在だったのでしょう。

そんなフアンと対局のようになるのが麻薬中毒の母親で。
シャロンがいたたまれなかったなぁ。

母の愛を受けることなく。学校ではいじめられ。そんなシャロンの唯一の友達のケヴィン。
彼との関係もまた、胸締め付けられるものになっていくわけですが。

そんなシャロンの人生は ずっと続いていくものなのでしょうが。
この映画のラストシーンは…

ちょっと唐突な幕切れとも言えるけど、よかったと思いますよ。
というか幸せであってほしいなと。ほんと、それだけですわ。

唐突といえば、いきなりのマッチョで。それはびっくりだったけどね(苦笑)

DSC_0302.JPG
夢精って女の人も、わかるよね?
posted by 味噌のカツオ at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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