2017年07月28日

心が叫びたがってるんだ。

熊澤尚人
中島健人、芳根京子、石井杏奈、寛一郎
他人と関わることが苦手な拓実は、地域ふれあい交流会の実行委員を任される。実行委員には優等生の菜月、野球部の元エース田崎、そして幼い頃に発した言葉で家族をバラバラにしてしまい、以来 筆談でしか会話ができなくなってしまった成瀬順がいた。
これまで接点の無かった4人だったが“ふれ交”を介して、それぞれが抱えていた悩みや不安と向き合っていく。

2015年公開で大ヒットを記録した劇場版オリジナルアニメの実写化。
マンガ・コミックスではなくオリジナルアニメが先なんやね。

わたくしもアニメ版は見ているので、“ここさけ”のストーリーは一応知ったうえでの鑑賞ですが。
当時の印象としては 拓実と順を中心に見てたので、今回あらためて4人の物語として見られました。

熊澤監督は若い役者さんを中心とした作品を多く撮ってるので、ある意味 良い人選かな。

中島健人は確かに拓実っぽさ、ありましたね。パッと見は普通の青年だけど、いざとなれば王子様の雰囲気を出すことができるという。
そこは さすがにジャニーズやなと。

順を演じた芳根京子も評判良いけども。あえて言うなら、セリフが無さ過ぎて。本当の意味での女優としての良さが出せなかったような印象。
もちろん しゃべれないキャラクターなんだけど。しゃべる演技を ほぼ封印したのはもったいなかったね。

石井杏奈は決してズバ抜けた美少女でもないけれど。もう一人のヒロインという位置づけ的にはアリでしょう。
あと寛一郎ってのは佐藤浩市さんの息子さんなんやね。確かにそれとなく面影あるわ。と同時に、田崎っぽさも感じられました。
良いキャスティングだったと思います。

今作はアニメからの実写化なんですが“再現フィルムか!?”ってぐらい、アニメ版に忠実に寄せた作りになっておりました。
が その分、アニメの持つファンタジックな良さというか、アニメだから許される大げささは奪われてしまったんじゃないかな。

ストーリー展開を知っちゃってる点を差し引いても、(物足りないとは違う)グイグイ感は乏しかったような。
見ていてとても淡々としていて。主人公が言葉で感情を現さないこともあるが、全体的に“凪”というか。

今にして思えば、起承転結の“転”となるパートが弱いっちゃ弱いわけで。
それが アニメの場合(変な言い方だが)アニメ力で持っていけてたのだが。実際の役者がそれをやった場合、その青春ドラマが現実を超えていないように思えたんだよね。

確かに所々 グッとくるシーンもあったし。ストーリーに内包されたピュアな感じはとても良いのだが。
実写にしちゃうと その魅力が弱いというか、薄まるというか。そんな風に思えました。

極端な例えをするならば、誰もが知ってるウルトラマン。それはやっぱり実写でやるものあって、アニメで見ても盛り上がらないんじゃないかなと。
そういうことなんだと思うなぁ。

「ザ☆ウルトラマン」ってのもあったけどな(苦笑)

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セクゾンとE-Girlsによるミュージカルだね
posted by 味噌のカツオ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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