2008年10月25日

Mayu まゆ 〜ココロの星〜

松浦雅子
平山あや、塩谷瞬、浅田美代子、三浦友和
竹中まゆ21歳。小学3年生のときに母が卵巣がんを発症。そんな母の勧めでこまめに婦人科検診を受けていたのだが、ある日 胸のしこりに気付く。
検査の結果、それは20歳前後では統計上0パーセントである乳がんだとわかる。

原作は実際に自身が21歳で乳がんを発症した大原まゆさん。
その大原さんの著書である闘病記「おっぱいの詩 21歳の私が、どうして乳がんに?」を元に映画化した作品。

わたくしの地元 名古屋ではちょっと前に上映されてたんだけど見ていなかったんよね。
今回 仕事で滞在した仙台で上映していたのを見ました。
映画の舞台は わたくし前の週まで行っていた札幌。

この秋、宮城県内と岩手県内の各所にて この「Mayu まゆ 〜ココロの星〜」の上映会などが行なわれるようです。
この作品を通じて ピンクリボン活動・乳がんの早期発見と早期治療のPRということですね。

そんな側面もありまして 映画作品というよりも、乳がんという病気について理解を深められたらよい作品なのでしょう。
わたくし自身、近しい中に ガンを患っている人はいませんし、テレビの特集などで知る程度。あぁ、でもプロレスラーの中にも結構 がんと闘った選手がいたっけ。

またこういうカタチで がんという病に対する心構えや付き合い方を感じましたです。
などと簡単にいっても、実際には想像を絶するような痛みや苦しみがあるんだろうけどね。

例えば抗がん剤による副作用で髪の毛が抜けてしまうなんてことは、女性からしたら さらなる辛さでしょうに。
また 共にがんと闘っていこうを誓った仲間の存在が突如としてなくなったり。

少なくともがんと闘うには 本人だけでなく、家族や周りの仲間たちの力も必要なんやね。

おっと 仲間といえば・・・
主人公の友人の中に 引きこもりでリストカットとかしちゃう子がいたんだけど、その子の扱いはちょっと不満かな?いきなりひっぱたいたりしちゃって。
アレはアレで心の病としてデリケートに接してあげないとアカンと思うんだけどね。

まぁまぁ、個人的に平山あやちゃんお好きなので、それはそれでよかったです(笑)
posted by 味噌のカツオ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月13日

ミスト

フランク・ダラボン
トーマス・ジェーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローリー・ホールデン
激しい嵐の過ぎ去った日。スーパーマーケットまで買出しへと出かけたデヴィッドとビリーの父子。
やがて窓の外を濃い霧が覆い尽くし、建物の外へ出たものは 霧の中の何かに襲われていく。

今年はヘヴィーなアメリカ映画が多いです。
それらに込められたメッセージは ある人に言わせると、近年米国がしかけた戦争に向けての 形を変えたアンチテーゼだとも。

霧の中に潜む"何か"が明らかになった時には「そうきたか」と。ちょっと「クローバーフィールド」なものがあったですね。
ただし それらは概念的なもので、実社会には存在しないんだよね。そして本当の恐怖は自分たちの心の中から出てきているというもので。
いやいや、よくよく考えたら その"何か"も、結局は一部の人間が引き金になっていたんだっけか。

この映画は「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」と同じく スティーブン・キングの原作、フランク・ダラボン監督の作品。
お好きな方はそれだけで「あぁなるほど」と思うかもしれません。
命の意味、人と人の関係、神への信仰。。。いろいろ感じるストーリーになっています。

ただし、わたくしは日本人なモノで神への信仰や聖書の部分は感覚として受け止め方が違ってきちゃうかもしれないけどね。
それでも十分に極限状態での人間の感情心理は伝わってきました。

ほんの数十人の群集でも 一人ひとりの考え方や行動は違うわけで、何かに先導されて気持ちが変わっていくこともあるわけで。
何が正しいことなのかはちょっと難しいんだけど・・・

ラスト15分の展開は原作とは違い、ダラボン監督の案によるもの。しかし原作のキングも「そっちのほうがいい」と認めたそうな。
でもでも、辛すぎる。厳しすぎる。なんだか見ていられなかったですよ。

このラストは さすがに全米公開時には様々な議論を呼んだらしい。そりゃそうだわ。
プロレスファン的には クリス・ベノワの件を思い出しちゃったなぁ。

少々安っぽいんだけど、どんな霧の中でまわりが見えなくても、何かを信じることも大切かなって。
信じていれば止まっていてもいいんじゃないかと。
無理に止めることはないんじゃないかと。

最近のニュースと照らし合わせてそんなことも考えましたよ。

これは確かに今の世界の縮図なのかもしれません。それなのに見終わった時の後味は悪いです。非常に悪いです。
(主人公の立場で)希望を打ち消したラストシーンのあと、エンドロール時に無機質に響くエンジンやプロペラの音がジワジワと蝕んできます。

そんな感じですが、劇場を出た後に何も残らないようなのとは違ってね。
心の底から見てよかったと言える作品であることは間違いないです。
でもラブラブカップルのデートには向いてないね。

mist.jpg
カップルはミストよりもミスドに行きましょう
posted by 味噌のカツオ at 20:36| Comment(1) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月20日

魔法にかけられて

ケヴィン・リマ
エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン
魔法の世界で暮らしていたプリンセス・ジゼル。エドワード王子との結婚を目前にしたそのとき、王子のおそろしい継母の陰謀で、現代のニューヨークへと飛ばされてしまう。
果たしてジゼルは王子と再会して魔法の世界へと帰ることができるのか?

「WALT DISNEY PICTURES PRESENTS」ではありますが、これまでのディズニーファンが驚くようなセルフパロディー作品・・・と、話題になっております。
わたくし、オッサンひとりでは普段ディズニーの作品を見る機会はないのですが、ちょっと面白そうなので見てきましたわ。

オープニングからしばらくは王道とも言えるディズニーアニメ。
真実の愛のくちづけを夢見ながら動物たちと楽しく暮らすプリンセス。
ひょんなことからであった白馬に乗った王子様(笑)と恋に落ち、"結婚式"となったところで、嫉妬心に満ちた王子の継母の策略で恐ろしい世界へと送られてしまう。

さぁ、そこで普通のアニメであれば恐ろしい顔をした大木や 毒蛇やらスカンクなんかが待ち構えていそうな暗黒の世界へ行くところですが、このプリンセスがたどり着いたのは 実写のニューヨーク。

せわしなく人々が行き交う都会の中で、ひとりおとぎ話モードのプリンセス・ジゼルは なかなか笑えます。いや、普通にこんな人がおったらヤバイです。目は合わせないように(笑)
しかし、再婚を間近に控えた弁護士のロバートと その娘と出会い、エドワード王子を探すことに。

ここからは現実とファンタジーの融合。
ジゼルの歌声にあわせて 公園のみんなが歌って踊るシーンはとっても楽しかったし、離婚調停中の夫婦が ジゼルの言葉で愛を取り戻すなんてのもひとつの魔法なのかも。
ただし、野鳩やネズミや虫たちが部屋の掃除をするシーンは、実写にするとエグかったね(爆)
あのお皿で食事はできないな(汗)

それはさておき、まるで魔法と引き換えにヒューマニズムを手に入れるかのようなジゼル。

さらにジゼルを探しにニューヨークにやってきた王子(えらく軽〜い人に見えます)や、本性を表す王子の継母も絡んできてラストへ向かっていきます。
それにしても後半の展開は、普通のラブストーリーではありえないし、アニメでは伝えきれない温かみがありました。

普段 魔法の世界と無縁なわたくし的には、「ディズニーによるセルフパロディー」といううがった見かたよりも、純粋に「ええ話やな〜」と感動しましたわ。

見終わった後、大半の方がしあわせな気持ちになれるような良作。オススメですよー!

MAHOU.jpg
♪か〜けちゃうぞ ピ〜ピピッピ〜
posted by 味噌のカツオ at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月24日

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

スティーヴ・ベンデラック
ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、ウィレム・デフォー

慈善くじでロンドンからフランスのカンヌまでの旅行が当たったビーン。
ビデオカメラと小さなカバンを携え旅立ったものの、言葉の通じないフランスで次から次へと思いも寄らぬトラブルが・・・

この「Mr.ビーン」が大ヒットとなったのは今から10年前の事だって。ひょえ〜そんなに昔だったかいな?
そんな長い潜伏期間を越えていきなりの復活。軽〜い気持ちで見てまいりました。

ちなみに原題は「MR.BEAN'S HOLIDAY」。直訳すると"ビーンの休日"となりますか。

さて、ひとつの映画として見ますと、パリからカンヌまでのロードムービーという構成。
展開が淀みなく流れていくので、ストーリーにスルスルと引き込まれていきます。
それでいて場面場面では 小さなコントが満載でそつなく楽しめました。

コメディ映画もいろいろあるけど、普通の俳優さんがそれをやると 設定やセリフも含めて笑いをとるのが当たり前ですが、やっぱコメディアンというのはセリフ云々はさておき、体の動きひとつとってもそれだけで楽しかったりしますね。
志村けんさん、加藤茶さんとかある意味 普通にしてても可笑しかったりするもんね。佇まいだけで。
もちろんそういう人に二枚目キャラは求めないのでね。
ようは、笑わせようとしながらも どこか寒いような作品と違って、映画全体に"おもしろオーラ"が漂っているってこっちゃ(笑)

元々ビーンはパントマイムとしての楽しさがあるので、セリフがなくても成立するようにはなっています。
それを逆手にとってか(?)、イギリス人のビーン、ロシアンの少年、フランスの女優と 言葉の通じない三人の珍道中。
下手に言葉が通じないからこそ、何事も都合よくトントン拍子に進んだりして。さすがです。

ビーンの持っていたビデオカメラが、行く先々での様々なできごとを録画していくんですが、最後はそれらの映像がハッピーエンドを演出。見事です。

そして映画の祭典が行なわれる地・カンヌで大団円を迎える映画版のビーン。
気軽に楽しめる一本でしたよ〜♪

mrbean.jpg
「大迷惑」はユニコーンの迷曲です。
posted by 味噌のカツオ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月08日

間宮兄弟

森田芳光
佐々木蔵之助、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ
30代になっても同居する仲の良い間宮兄弟。ビール会社で働く兄・明信。小学校の校務員の弟・徹信。
そんな彼らが二人の美女を自宅を招いてカレーパーティーをすることに。

テレビでやってたのを見ました。
何か久しぶりに、モロ"森田芳光テイスト"な映像やったですね。

わたくしも男二人兄弟。アニキがおります。
しかしまぁここまで仲いいとちょっとアレやね(苦笑)

この映画のキャッチコピーとして「小さな幸せがいっぱい」とありました。
確かに幸せを感じさせるようなアイテムがいくつかあったかな。

商店街のお店の餃子。ビールとコーヒー牛乳。塩おむすび。
なんかいろんなモノがでてきたし、人と人の関係や親子の関係。夫婦の関係に兄弟・姉妹の絆。いろんなものが描かれていました。
でも、これらがイマイチ線になりきれていなかったような。

作品としての軸が伝わってこなかったなぁ。
う〜ん、予想以上に予想以下やったですわ。

mamiya.jpg
餃子ならマーミヤン
posted by 味噌のカツオ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月13日

未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜

蝶野 博
松下奈緒、竹財輝之助、原田泰造、松坂慶子

大学時代から恋人同士のさやかと慶太は社会人となってからも愛を育みつづけていた。
しかし、慶太はスペインへ赴任しての仕事の話があり、さやかも転職をするなど、お互いの想いとは裏腹に 別々の道を歩き始める。

DREAMS COME TRUEの「未来予想図」・「未来予想図U」の世界観をベースに映画化した作品。
そんなに多くを期待して見に行ったわけでもないのですが、それ相等のラブストーリーだったっちゅうとこでしょうかね。
誰もがあこがれるような、純な恋愛模様ですよ。

手をつなぐ事がお話のポイントにはなっておりますが、ラストまでキスシーンもベットシーンもありません。
今どきそんなねぇ(笑)

ストーリー展開の中で「あれ〜?」ってとこもちょいちょい。
あんなに綺麗な女の人が5年間も彼氏ができないわけないじゃんね〜とか言いたいよ。
それに 結婚してるはずの人の気持ちをそんな簡単に受け入れちゃだめだよととかね。
あとは マンションのベランダで線香花火はイケねぇなぁ。

などなど。。。
でも全体には露骨に「くっさー!」という風でもなかったので、それは救いだったかな。


監督は 新日本プロレスの"黒いカリスマ"こと 蝶野正洋のいとこである蝶野博。撮影中にNGがでたらヤクザキックをぶっ放した〜なんてことはないでしょうが。

松下奈緒さんは写真だとキレイなんだけど、映像の中では何だかイマイチだったですねぇ。惜しいなぁ。
一方の竹財輝之助くんは なんとなくギター侍さんに似てるんだよね。これまた惜しいなぁ(苦笑)

そんな中で 最も光った演技を見せていたのはネプチューンの原田泰造。
与えられた役柄をしっかり演じていたし、時折見せる表情がなんとも良かったですね。
チケット代の半分は原田泰造に出したような気分です。

まぁ映画としてはそこそこですが、エンドロールでドリカムの「未来予想図U」が流れてくると、その歌声ももちろんですが 吉田美和さんの旦那さんのことなども相まって、胸にくるものがありましたですね。

miraiyo.jpg
やっぱ名曲だよね
posted by 味噌のカツオ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(1) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

めがね

荻上直子
小林聡美、もたいまさこ、光石 研
海辺の小さな宿"ハマダ"にやって来たタエコ。
宿の主人・ユージ、謎の常連客・サクラ、高校教師・ハルナらのゆるやかさに戸惑いながらも、やがて 打ち解けてたそがてれいく。

昨春にロングラン上映のヒット作となった「かもめ食堂」のスタッフが再結集して制作された作品。
舞台は"ハマダ"という小さな民宿。
そこに集う人々の日常・・・というべきかな?

ちょっとクサイ表現にはなりますが「都会の生活にちょっと疲れてしまった人へ スローライフのご提案」的な映画なのかもしれません。
実際そういうニーズも多いとは思いますが、なかなかそんな余裕はないだよね。だから憧れるんだろうけど。

まぁそんな"うんちく"はさておき 「かもめ食堂」と同様に、「あぁこの場所でたそがれたい」と思わせてくれる 独特の雰囲気が流れています。
映画の中に登場する食事も実においしそうだし、あのかき氷も味わってみたいわぁ。

ストーリーとしては 大した出来事は起こりません。大きな意味での起承転結には乏しいです。
ホントに淡々と"ハマダ"での「普通」の日常が描かれているだけです。

でもここにでてくる「普通」というものが、我々の日常ではとても尊いものなんだろうなと気付かせてくれる作品です。
見ていても不思議と退屈する事も無く、じんわりと心地良かったです。。。

小林聡美さんは「かもめ食堂」の方がハマってたかな。今回のタエコのように迷いやトゲがあるよりも、芯が強くて引っ張ってくれそうなイメージがあるんよね。
方や もたいまさこさんは 何とも言いがたい存在感が光っておりました。

「めがね」というタイトルは、登場人物が皆 めがねをかけているから・・・だけなのかな(笑)

megane.jpg
「グラサン」でなくってよかった
posted by 味噌のカツオ at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

舞子Haaaan!!!

水田伸生
阿部サダヲ、堤 真一、柴咲コウ、伊東四朗
熱狂的な舞子ファンである鬼塚公彦。念願の京都への転勤をきっかけに その熱狂度もUP!
夢である 舞子との野球拳へ向けて奔走する彼の前に、お座敷遊びを熟知したプロ野球スターの内藤貴一郎が現れる。

阿部サダヲという俳優をどれだけの人が知っているんでしょう。。。
いろんな映画やドラマでその名前は よ〜く見るんですが、わたくしも最近まで顔と名前が一致しなかったんですがね。
かろうじて印象にあるのは 神木隆之介くんの「妖怪大戦争」の河童の川太郎での怪演(!?)ぶり。
なんとグループ魂として「紅白歌合戦」に出ていたとは知らなんだ。

この作品はそんな阿部サダヲの記念すべき初主演作。
ひと言で現すなら、メチャおもろかったですわ〜(^-^)

脚本はクドカンこと宮藤宮九郎。設定自体がバカバカしいのですが、それに輪をかけるようにストーリー展開はエスカレートしていきます。
このエスカレート(悪乗り?)ぶりに付いていけない人も多いのかもしれませんが、エンターテインメントとしてはこれはアリでしょう!
で その脚本に負けないハイテンションぶりだったのが阿部サダヲ!
一つひとつのセリフ回し、表現力も見事だし、おぼっちゃんキャラだけでなく パンツ一丁の姿から格闘家まで(←設定は違うが恰好は近いね)七変化。
芸達者ぶりを発揮してましたね。

ただ一つ惜しいと思ったのは終わり方かな?
中盤はあんなにハチャメチャな展開だったのが、ラストは無難というかなんというか。どうせだったらもっとワンランク上に突き抜けちゃっても良かったんでないのかな?なんて。


そういえば 先日他界された植木等さんもちょっと出てましたね。
その際の三味線のBGMが気が付けば「スーダラ節」になってて笑えたですよ。
あと医者役の北村一輝もレアでした。

全くの余談ですが、公彦こと阿部サダヲが股間にナイフを突きつけられるシーンがありました。
ある意味象徴的。立場は逆だけど。。。

maiko.jpg
あんさんのラーメン、食べ損ねた(-_- )
posted by 味噌のカツオ at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

地下鉄(メトロ)に乗って

篠原哲雄
堤 真一、岡本 綾、常盤貴子、大沢たかお
父が重病だと知りながら、その横暴な生き方を嫌う真次は かたくなに父を見舞う事をしようとはしなかった。
ある時、真次が地下鉄の階段を上がっていくと、そこは昭和39年の東京だった。
地下鉄を通じて過去と現在を行き来する真次は、若かりし頃の父と出会う。

チラシなどでの印象としては、昨年ヒットした「ALWAYS 三丁目の夕日」と同様な ノスタルジックな線を狙ってるもんだと思ってました。
が、"東京オリンピックを控えた昭和39年"という設定は ただの一つの要素だけでした。
実際は・・・決してミステリーではないし、ファンタジーと呼ぶにはエグイ部分もあるし。特に後半のどんでん返しなところには「ゲゲッ!そりゃマズいっしょ!」という印象。

舞台設定の意外性を中心軸に据えるのではなく、あくまで人間の心中を描きだすというのは、篠原哲雄監督の一つのお得意なやり方なのかもしれませんね。

東京の地下鉄、東京メトロの全面協力で撮影された今作。
前半では、不倫を助長するような作りになっています。主人公・真次の本当の家族(嫁・子供)は軽い存在にしか描かれていません。
ある意味東京メトロみたいなトコロがスポンサー的についてるのに、こういう部分を肯定するようなんでも良いのかな?なんて心配しちゃったり。
しかも 先にも書いた どんでん返しでもビックリだし。

「ALWAYS 三丁目の夕日」では見事な父親ぶりを見せてくれた堤真一さんはここでも光っておりました。
方やその父親役の大沢たかおさんはイマイチやったかな。頑固で気の強い男の役の割りに、声がかわいいような。。。
あと、エンディング曲。salyuという方が歌っておられるのですが、下手でした。余韻台無し。これも必聴です!

200611012348000.jpg
自転車に乗って見に行きました
posted by 味噌のカツオ at 01:19| Comment(0) | TrackBack(1) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

マッチポイント

ウディ アレン
ジョナサン リース メイヤーズ、スカーレット ヨハンソン、エミリー モーテイマー

テニススクールのインストラクタークリス。大金持ちのトムと知り合ったことで、彼の妹・クロエと結婚し大企業の重役ポストの職につく。
しかし、トムの婚約者であるノラに惹きつかれていく。
やがて、トムとノラが婚約を解消。街で再会を果たしたクリスとノラはその関係を深めていくが…


テニスで返したボールがネットに当たり真上に上がった際、手前に落ちるか、相手コートに落ちるか。わずかな運の差で勝負が決まる。
そんなシュチュエーションの人生を描いたもの。

いやぁ〜スカーレット ヨハンソンは良いですねぇ。キュートさとセクシーさを同時に持ったそんな女優さんです。
欲を言えば、もっとセクシャルなシーンを期待していたんですが・・・
ストーリーラインとしてはハラハラさせるようなシュチュエーションではありますが、思いのほかあっさりのような。
最後の決着の付け方は思い切ったもの。しかし、このままで良いのか!?と考えさせるものでした。

決して悪い作品ではないけどパンチ不足?
もっと盛り上げられるテーマなだけに ちょっと残念。

200609072355000.jpgエロカワ!ヨハンソン!
posted by 味噌のカツオ at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月15日

ミラクル バナナ

錦織良成
小山田サユリ・山本耕史・アドゴニー・緒形 拳
常夏のタヒチと勘違いして、政情不安定な貧困の国・ハイチの大使館派遣員として赴任してきた幸子。
あるとき、バナナの木から紙ができることを知り、ハイチでのバナナペーパープロジェクト実現のため働きかける。

一応、名古屋と岐阜の美濃市がかかわってくるご当地ムービー。
主演の小山田サユリは、TVにはそんな出てないし、映画も単館系の作品にしか出ていないんですが、密かにわたくしの好きな女優さんなんです。
設定もストーリーラインも決して目を見張るようなものではないけど、なかなか興味深く見ることができました。
というのも、中盤までは 上に挙げたメインキャスト4人の演技がじつにしっかりしてるんですわ。それぞれの雰囲気や表情などで、リアリティを感じさせてくれました。
そして後半は役者の演技よりも、素直にバナナペーパーができるのか?というシーンに見入ってしまいました。これはカタチを変えた「ウルルン滞在記」ですよ(?)
超オススメというわけではなくとも、こころがホッとあたたかくなる。そんな良作だと思います。

エンディングの曲がキレイで良いんです。そしてその曲に乗せて映し出されるハイチの子供たちの笑顔がまた良いんですわ。貧しくても輝いてるんだよなぁ。。。
posted by 味噌のカツオ at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月14日

メゾン・ド・ヒミコ

犬童一心
オダギリジョー・柴咲コウ・田中 泯・西島秀俊
忌み嫌っていたゲイである父が経営する、ゲイのための老人ホーム。本意ではないものの、金欲しさのためにその老人ホームを手伝う娘。
彼女が、ガンで死期が近づく父、父の恋人である若くて美しい男、そしてひとクセもふたクセもあるような老人ホームの男たちと接しながら、不思議な関係を築いていく。

巷では結構評判が良い作品なんですが、残念ながらわたくしには響いてくるものはなかったなぁ。
設定とかエピソードとかは、そんなに突拍子もないとは思わない。なら その分 役者さんの表現でどれだけ説得力を高められるかというのが重要ですわな。
オダギリジョーは(今回ゲイ役ですが)色気を感じさせてよかったけど、田中 泯さんはセリフまわしが弱かったなぁ。
淡々とした話し方でも迫力のある人いるけど、田中 泯さんのセリフからは深いものが伝わってこなくて全体が軽く思えちゃったのかな。残念。
あと、柴咲コウのラブシーンはもっと踏み込んでほしかったわ。見てて感じなかったなぁ。。。
それも含めて中途半端な印象がぬぐえないですわ。
posted by 味噌のカツオ at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メールで届いた物語

@「mail」清水浩/加瀬亮・相武紗季
A「CHANG THE WORLD」伊藤裕彰/吹石一恵・多部未華子・松尾敏伸
B「アボカド納豆。」鈴木元/岡田義徳・大倉孝二・奥貫薫
C「やさしくなれたら・・・」鳥井邦男/北村一輝・原紗知絵・津田寛治

タイトルの通り、携帯電話のメールが物語のキーポイントになっている4本のショートストーリー。とは言うものの、所々で別の物語内で送信したメールがからんできたりして面白かったですよ。
それはそうと、いずれの作品にもわたくしの好きな役者さんが出演してるのが嬉しいです。
特にCの北村一輝。「ゴジラ」でのイッちゃってる姿も良かったけど、この作品では男として惚れ直したですよ。
切れそうなルックスでやってることも誉められたもんじゃないんだけど、次第に「純」な自分に返っていくそんなときに・・・あぁものスゴ切なかったです。
@の相武紗季ちゃんはかわいかったね。内容はセリフも設定も多くを語らないまま悲しくも暖かいラストになってまして、そのシンプルさ故に泣けましたよ。
Aの吹石一恵も華はなくとも(失礼!)いろいろ演じられるんよね。若いけど安定した女優さんです。
Bは岡田&大倉のやり取りが絶妙。その会話に参加したくなっちゃうほど引き付けられちゃいます。
いずれの作品もストーリー展開が良い。シンプルでわかりやすくて、各作品ともカラーがハッキリしてたから見終った後の満足度も高かったですよ。喜怒哀楽と共に日本映画の可能性がつまってる感じですわ。
たぶん年末ぐらいにビデオ化されると思うので、覚えてたら見てチョ!
posted by 味噌のカツオ at 10:13| Comment(0) | TrackBack(1) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MAKOTO

君塚良一
東山紀之・和久井映見・哀川 翔・室井 滋

この世に想いを残して死んだ者の霊が見えてしまう。そんな特殊な能力をもった法医学の監察医の苦悩を描いた作品です。
なんと言ってもヒガシのキャラが この作品の主人公にマッチしてたね。
その苦悩、葛藤が伝わってきて切ないシーンもあったけど、全般的に優しさを感じました。少々気になる点もあったけど、トータルとしては良い映画でした。
「泣けるホラー」なんて宣伝文句が付いておりまして、わたくし的にはそんな安っぽい言葉でなくて、もうちょっと高尚な。そう思えました。
あと河口恭吾の主題歌も良かったです。
posted by 味噌のカツオ at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

またの日の知華

原 一男
桃井かおり・夏八木勲・田辺誠一・吉本多香美
ある一人の女性の人生を、4人の女優が演じるという異色な作品。
監督の意向としては、主人公がかかわった男たちの視点。男たちから見た主人公は、それぞれ違って見えるはず。とのことで、4人1役という仕掛けをしたそうなんだけど・・・
それはどうかするとビジュアルだけの話で、一人の女優がそれを演じ分けてこそ‘映画'だと思いました。それでなくても、あまりにも一貫性がなくって 一人の女性の人生として見れなかったです。
さらに、ストーリーとしては 意外性も乏しくありがちな人生かも。
厳密に言うと、少女時代を含めると5人1役かな・・・
posted by 味噌のカツオ at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | マ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする